台湾

caltec2005-06-13



【二日目:午前】

ホテル →→ 迪化街(問屋街) →→ 水天宮 →→ 手相占い(地下道)


今日は問屋街→水天宮→永康街龍山寺→夜市 という予定の一日。果たしてどこまで予定通りに過ごせるのか?ツアコンcaltecの腕の見せ所である。


朝食はホテル近くの安食堂にて麺を食べる。まあ、こういった安い食堂で食べるのも一興かなあ。。と思ったのだが、ここはあまり美味しくなかった。土曜日ということで朝早くから開いているお店がなかったのが敗因。

朝食を済ませた後、タクシーにて迪化街へ移動。タクシー料金70元。初乗り料金で行ける距離。そうだよなあ、去年はホテルから散歩がてら歩いたもんなあ。。


さて、いよいよ迪化街についたわけだが、迪化街は台北の問屋街のエリアをさす。主に乾物や漢方薬などを扱うエリア(ガイドブックではここいらを迪化街を呼んでいる?)だが、個人的にはその南に広がる生地問屋街をブラブラ散策するのも楽しいと思っている。

去年ここで買っていったドライマンゴーが大好評で、その味を覚えていた妹が「ぜひ行きたい!」ということで、今回の旅行コースに入れている。


道の両側にびっしりと問屋が並ぶのだが、問屋街を一通り冷やかしたところで、「さあ、次のところに行くか」という父の一言。
「いやあ、今までは値段を見ただけであって、これから目星をつけた問屋に言って、値段交渉をして買い物をするんじゃないかあああ。。。」と思っていたが、そんな父親の言葉を無視して(買い物上手の)母親はひたすらチェックを入れた問屋を目指す。


「高い、高い。これ、3つ買うから安くしてね。ひとつ200元、3つで500元、OK?」
相手が日本語がわからないにもかかわらず、日本語のみで値段交渉を始める母親。
「これ、どうやって料理するの? 水でもどす? お湯でもどす?」と調理方法まで日本語で聞く。


相手は日本語を理解しないので、その漢方薬の効能と安さを説明するのみ。
これは交渉にならないと悟ると、「日本語わからないから、やめるわ。またね〜!」と笑顔でいい、去ってゆく母。な、な、なんて人だ。。。


既に退屈しまくっている父親・妹の旦那を尻目に、買い物に夢中になる母と妹。
そして、2人の毒見役だけではなく、日本に行くので台湾土産を買いに来た現地の女性にみやげ物の毒見役までさせられてしまうcaltec。
まあ、僕的には迪化街での買い物は楽しかったのだが、「さあ、次のところに行くか」発言をしてから1時間以上待たされていた父親は、この時点でかなりイライラしていたようだ。
(これが後の大爆発(注:父親にしては、ね)になるわけだが、そんなことは誰も知らなかった。。。)


今回の戦利品はドライマンゴー、ドライキウィ、杏仁粉。まあ、ドライフルーツは、600gで日本円850円くらいなので、日本で買うよりも、台北市内で買うよりも安いことは確か。これは皆様へのお土産にしますです、はい。


迪化街での買い物を楽しんだ後は、水天宮へまたまたタクシーで移動。120元。なんと空港から市内へのバス代と同じ。。。
水天宮は項羽を祭ったお寺でいつきても参拝客が絶えないという。訪れたときも人がたくさんいて、子供がなにやらお払いのようなものを受けていた。前回龍山寺を訪れたときも人の多さに圧倒されたのだが、やはりここでも人の多さには圧倒された。
台湾の人は信仰熱心なのだろうか?


実はここでのメインは近くの交差点下に広がっている「占い横丁」で手相を占ってもらうこと。
占ってもらっている人の大半が日本人観光客で、軒先には「日本語OK」の張り紙と、(旅行番組で訪れた)芸能人の写真が並ぶ。そして、値段は、ひとり1000NT。高い、、、


妹がとっとっとっと。。。とその中の一軒に入り、手相を見てもらうことにしたようなので、僕らもそれについてく。
「どうせなら、あんたもやりなさいよ」と母。
「そうだそうだ」と妹。
結局、息子と娘の手相を見させることに成功した母。

占い師の前に3人並んでぞれぞれの手相を見てもらうこと30分。。。


母親は「2人見て、お金たまったでしょ。私はお金は払わないけど、私の手相も見て」と占い師にちゃっかりとおねだりし、タダで手相を見てもらっていた。なんということだ。。。昨日からチャッカリパワー爆裂の母親であった。


そして、この間、暇にしている人が2人。そう、父と妹の旦那である。
朝早くから起きて楽しみにしていた結果が「待ち人状態」なのだから、結構辛いものはあるよなあ、、と個人的には思う。そう、彼にはかわいそうなことをしたかもしれない。


(梅雨の中休)