チュニジア


さて、ホテルに戻ってきてしまったが他に何もすることがない。。今日は一日フリー。まだ午後の4時過ぎだ。他に何もすることはない。どうしよう?と思っていたが、とあることを思い出した。


そうだ、カルフールに行こう! 買い物について聞くとチュニジア人の多くが「カルフールが空港へ向かう途中にある。あそこはいい」というようなことを言う。さすが旧フランス植民地かつフランス人のバカンス地、チュニジア。このままホテルにいても時間を無駄に浪費するだけなので、カルフールに向かう。


そして到着したカルフールは、人でごった返していた。レジの間では長蛇の列。東京都内の夕方のデハ地下状態の込み具合(という表現でわかっていただけるだろうか?)。そうか、通常の店は1,2日と休みだから皆、カルフールで買い物をしているのか。。。 皆たーくさん買い込みかなりすごいことになっていた。


早速中に入ってみたが、カルフール自体の店の作りは、以前行ったことがあるパリ、ブダペストカルフールと共通だった。DIY、家具、食器、文房具、衣服、そして食料。ほとんどのものがこの巨大スーパーでそろってしまう。またカルフールをでると、そこはショッピングモールになっており、GAPをはじめとするカジュアルブランド店が店を構えている。日本人の僕でも結構楽しいと感じるのだから、チュニジア人にとっては、すごく楽しいところなんだろうなあ。。。


家具、衣服、食料などの値段を比較してみる。衣服。高い。日本と同じくらい(GAPで売られている服の値段も日本と同じくらいだった)。家具。安い。日本の半額〜1/3くらいか。 食料品。すごく安い。目抜き通りのオープンカフェでのエスプレッソが50円くらいという値段なので、それで推して図るべし。 地中海沿岸の国らしく、海産物がすごく豊富である。たくさんの種類の魚、イカ、ホタテ、ムール貝のほかに、なんと「タコ」まで売っていた。お菓子やクスクスの材料、あとは衣服*や洗面用具*(*スーツケースが出てこないため、全然これらものがない)を買い込み、レジに並ぶ。

しかし、今回の旅行で困ったのは、全然英語が通じないこと。ホテルや観光客が多いレストランでは英語は通じるが、市井の市民レベルになると途端に英語は通じなくなる。逆にフランス語はバリバリ通じる。田舎のおじいちゃん、おばあちゃんじゃない限り、みんなフランス語がわかるのではないかと思うくらい(感覚的には、オランダで英語がバリバリに通じるのと近い感覚だ)。幸い大学でフランス語を少し勉強していたので、相手が言っていることくらいはなんとなくわかるので、それなりに対応でいたけど、込み入った話をしようとするとやっぱり英語の方が便利なのだが。。。


メディナの観光客目当てのみやげ物やでも、下手にフランス語がわかる振りをすると、面倒な英語での説明はやめて、いきなりフランス語でペラペラ話し始めるので、面白かった。まあ、そのときはフランス語がわからない振りをして逃げればいいだけなんだけどね。

★写真は後日アップ予定★