法隆寺

caltec2004-09-19



柿食えば鐘が鳴るなる法隆寺、ということで、今日は法隆寺に行ってきました。
その名もJR法隆寺駅で降りると、駅前はのどかな田園地帯。「果て、ここが世界的に有名なあの法隆寺があるところ?」と思う景色が広がってました。まあ、駅前でウダウダしてても仕方ないので、一日200円のレンタルサイクルを借りて、チャリで法隆寺を目指す。自転車をこいでもこいでものどかな田園風景がひたすらと続く。。。チャリンコをこいで10分ほどで法隆寺につきます。


しかし、法隆寺の前だけ観光地化してましたが、ほんとに法隆寺を囲むエリアにみやげ物やさんがちょこっとあるだけでした。観光地を抱えていても地元にはあまりお金落ちないんだろうなあ。。奈良だと東大寺とかのほうが規模も大きいし、やっぱりあっちに観光客を持っていかれちゃうんだろうなあ、と要らぬ心配をする僕でした。でも、個人的には観光地化しているよりも、これくらいの方が好きだけどなあ。


肝心の法隆寺でしたが、改めて見直してみると、エレガントでした。鎌倉時代の無骨な寺院をその前後で見たせいかもしれないけど、法隆寺、やっぱり綺麗でした。五重塔では鬼(?)が、金堂では獅子が柱を支えていたりして、それはそれで面白い(後で増築された部分ではあるでしょうが)。。五重塔などの主要エリアと夢殿を結ぶ道の沿道の建物の屋根瓦が桃だったり、睡蓮だったり、菊だったり。。と建物を見ているだけでも楽しかったです。今回の法隆寺は建築物見学がメインだったです、はい。


学生の頃は「ほえー、これがあの法隆寺」と実物を一瞥し、ガイドの話を聞き流していただけのような気がします。なんたることだ。(しかし、これが日本の学生の修学旅行の実態ってもんだ)


法隆寺見学の後は、またチャリンコをチャリチャリとこいで田園地帯を縦横無尽に闊歩する。。楽しい。なんか観光地に来たのではなく、お盆に田舎に帰省したみたいな感覚だなあ、と思いながら斑鳩の地を満喫したのでした。