高野山

caltec2004-09-20



昨日の法隆寺に続き、今日は高野山へ行ってまいりました。
高野山には南海難波駅から電車で行くのですが、途中から単線になり、かつ険しい山道をズンズンと電車が進んでいくので、ビックリでした。「眼下に広がるは麓の村。。。」的な光景をしばしば目にして、ほんと登山電車気分満喫。終点から急勾配のケーブルカーに乗って高野山につき、そこからさらにバスを乗り継ぐという、なんとも南海さんに貢献する土地なのです、高野山


この時点で僕の頭の中は「山深いところにあるのかなあ、高野山」というイメージが広がっていたのですが、現地についてビックリ、一大観光地(街)化しているではありませんか!しかもお彼岸前の3連休のせいか、墓参りの人もたくさんいて、人がワラワラしておりました。昨日のわびさびとした法隆寺はえらい違いで、そのギャップに戸惑うばかり。


とりあえず、バスで終点「一の院」まで行き、そこから弘法大師様が祭られているという奥の院へ移動。途中はお墓、お墓、お墓、、、。織田信長豊臣秀吉など、戦国武将のお墓が多いので、それはそれで観ていておもしろかったのです。特筆すべきは最近のお墓。UCCのお墓にはコーヒーカップのオブジェ(?)があったりと、企業のお墓はかなりユニークです。「へえ、おもろい、おもしろい!」と高野山のお寺巡りの当初の目的を忘れ、墓見学にいそしむ我等一行。気づくと寺院の参拝時間がそろそろ終了する時間に。。


急いで向かったのは、高野山金剛峯寺。歴史の資料集で見慣れた朱色の壇上伽藍を見て、「やっぱり、これが高野山だ!」と妙に納得する我等一行。これだよね、これがないと高野山に来たとは言えないぞな。しかし、無常にも手元の時計は帰途へのタイムリミットをさしていたのであった。。。


行き帰りの移動時間が現地滞在時間よりも長く、かつその短い現地滞在時間の大半をお墓めぐりに費やしてしまった僕達。今日の感想を一言で言うと「有名人のお墓を見てきた」。うーむ。本末転倒なり。それはそれで楽しかったけどさ。


★今日のひとこと
高野山、麩善の「笹巻あんぷ」おいしいかった!一度食べてみることをお勧めします!