アメリカンアイドル シーズン11


アメリカンアイドルのファイナリスト、13人によるバトルがいよいよ始まりました。課題曲は、男子はスティービー・ワンダー、女子はホイットニー・ヒューストンの曲。パワフルな歌い方が多い女子のメンバーの方が、ホイットニーの楽曲と相性がいいようで、全体的な出来は女子の方が良かった印象を受けました。


今回は、なんと言っても、ジェシカ! そしてホリー! この2人が良かったです。ホリーの歌唱後のコメントでジェニファーが「今シーズンは女子2人がフィナーレ(決勝)に残るかも。。。」と言っていましたが、それは間違いなく、この2人、ジェシカとホリーのことではないかと。


ジェシカはもうプロと言っていいほどの実力だと思うので、毎回すごいなあ、と思って聴いています。


ホリーは、すっぴんの顔とステージ上でバッチリメイクをした顔とのギャップ、そして小さな体から出る艶やかで伸びのあるパワフルな歌声とのギャップにはいつも驚かされます。癖のない素直な歌い方で、個人的に好感が持てますね。これから勝ち進んでいくなかで、彼女の表現の幅を証明していくこと、がフィナーレに残るポイントではないかと思います。


その他に印象に残ったのは、スカイラーとフィリップ・フィリップ。


スカイラーは安定感抜群というか、しっかりと自分のスタイルを持てて歌えるところがうらやましいです。典型的なアメリカンガールというか、おばさんになってもたくましく生きていきそうな、そんなタイプ。本番に強そうなところもポイントが高い。


また、フィリップはあんなに楽しい人だったのかと見ていて楽しくなりました。彼も独自のスタイルを貫き通すタイプ。いろんな楽曲をどんな風に歌いこなすのか、毎回楽しみに見ることが出来そうです。


ヒージュンの歌い方も、彼なりの解釈というか、表現方法が伝わってきて良かったと思います。ダサくてトボけているようで、実は彼の言動はかなり計算されている(頭を働かせて狙っている)のが今回の放送を見てよくわかりました。天然系に見えながら、策略系、侮れないヤツです。あとはバラードだけではなく、表現に「強さ」「パワフルさ」「ファンキーさ」みたいなものが今後見られていかないと、視聴者に飽きられてしまう可能性もあるので、言動だけではなく、歌でどう自分をアピールしていくか、が今後勝ち残っていくポイントではないかと。


ジェニファーたちも言っていましたが、シャノンの出来はイマイチ。それと、デアンドレは、やはりどうも好きになれません。声質がダメなんだろうなあ。同じような路線だったジョシュアはOKなのに、なぜかデアンドレは早送りしてしまう。。。好き嫌いは人それぞれだから仕方ないのかもしれません。


次回の放送で、男子・女子それぞれのボトム(一番投票の少なかった人)のいずれかを審査員が落とす、ということですが、誰になるのか?出来から言うと女子のボトムはシャノンな気がしますが、実はヘイリーだったりするのでしょうか?男子は予想がつきません。




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