グランプリシリーズ:中国杯

caltec2011-11-05


フィギュア:羽生崩れ4位 織田2位 GP中国杯・男子


フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯最終日は5日、上海で行われ、男子ショートプログラム(SP)で4位だった織田信成(関大大学院)がフリーで順位を二つ上げ、合計227.11点で2位に入った。


SP2位で、GP初優勝を狙った16歳の羽生結弦(宮城・東北高)はフリーで崩れ、226.53点の4位。ジェレミー・アボット(米国)が228.49点で優勝した。


女子SPで4位と出遅れた16歳の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)はフリーの3回転ジャンプで転倒するなど振るわず、合計150.20点で6位に終わった。昨季世界選手権3位のカロリナ・コストナー(イタリア)が182.14点で優勝し、両親が日本人の長洲未来(米国)が173.22点で2位だった。(共同)


毎日新聞 2011年11月5日 21時12分(最終更新 11月5日 21時16分)

フィギュア:村上、ファイナル進出ほぼ絶望的 中国杯


大人のスケーターへの脱皮を図る村上にとって、ほろ苦い今季GP初戦となった。SPからさらに順位を落とし、昨季3位と活躍したGPファイナル進出はほぼ絶望的に。「失敗したので、駄目だなあという感じです」と、うつむきがちに言葉を絞りだした。


9月に新調したスケート靴が合わないせいか、ジャンプがことごとく乱れた。3回転フリップで尻餅をつき、苦手な3回転ループは回転不足を取られた。


水色の衣装で演じたフリーのテーマは「きれいな女性」。はつらつとした演技で観客を魅了した昨季とはひと味違った大人っぽい姿を見せようとバレリーナをイメージし、バイオリンの優雅な音色が中心の曲を使った。


「踊りはうまくいったと思う」と表現面での手応えは口にした、ジャンプなどの得点を合計した技術点で上位に差をつけられた。「まずはジャンプをもっと固めないといけない。次はこの悔しさを挽回する演技をしたい」と巻き返しを誓った。(共同)


毎日新聞 2011年11月5日 21時33分(最終更新 11月5日 21時46分)



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