ドラマ:黄金の豚−会計検査庁 特別捜査課−


公共機関の会計の不正を正す会計検査庁が舞台、篠原涼子演じる芯子がバッタバッタと不正を切っていくのは、なんとなく事業仕分け行政刷新会議)の「仕分け人」の蓮舫議員を想像するが、この事象を念頭に舞台設定がされているのは確かかも。


主演篠原涼子の相手役には『ハケンの品格』でもコンビを組んだ大泉洋、そして大泉の対格として、売出中の若手俳優岡田将生。両方とも天然パーマであることからキャラ的にも扱いやすく、脇をかためる出演陣も文句なしの布陣。そして、脚本家は日テレ水曜10枠ではおなじみの吉田智子(『働きマン』など)。


番組プロデューサーとしてベストの体制で臨んだはずが、他局の木曜日9時枠で、米倉涼子主演の似たようなドラマが同じクールで始まる。。。という状況。


黄金の豚』の方が安心して見ていられるキャスティングであり、なおかつ『獣医ドリトル』の井上真央成宮寛貴と同様、篠原涼子大泉洋の演技がなんとなく想像できてしまうだけに、両方を見比べてしまうと、個人的には、意外性のある『ナサケの女 〜国税局査察官〜』の方がおもしろく感じてしまいます。悪くはないんだけどね、なんか斬新さが足りないのかも。


 <主要キャスト>
    堤 芯子:篠原涼子
    工藤 優:岡田将生
    角松一郎:大泉洋
    金田鉄男:桐谷健太
    明珍郁夫:生瀬勝久
    久留米勲:宇津井健 
    堤 啄子:もたいまさこ
    堤みぞれ:山口紗弥加
    梅ちゃん:矢沢心
    マリリン:能世あんな



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