マドリッド→トレド→マドリッド


マドリッド滞在目的の美術館巡りは昨日でひとまず終了、おまけに本日は月曜日で主要な美術館が休み、ということもあり、今日は是非行きたかったトレドに行くことにした。


【 本日の行程 】

ホテル →マドリッド アトーチャ駅 →→ 国立タペストリー工場 →→ Panteon de Hombres Ilustres →→ アトーチャ駅 →Avant→ トレド駅 →→ アルカンタラ橋 →サンタ・クルス美術館 →→ カテドラル →→ サン・ファン・デ・ロス・レイエス教会 →→ サンタ・マリア・ラ・フランカ教会 →→ アルカンタラ橋 →→ トレド駅 →Avant→ マドリッド アトーチャ駅 →→ ホテル →→ コラール・デ・ラ・モレリア(フラメンコ)→→ ホテル


国立タペストリー工場 (3.5€)


トレド行きの電車まで2時間近く時間ができてしまったので、駅近くにある国立タペストリー工場へ行く。中は自由な見学ではなく。説明員についてタペストリーや絨毯の製作過程を見られるというもの。絨毯・タペストリーと製作工程を説明してもらったが、気の遠くなるような作業を繰り返して一枚の作品が出来上がるのだ、ということが分かった。しかし、伝統を残していくということだと思うが、現代のスペインで、昔ながら木でできた編み機を今もメンテナンスして使いながら、今でも手作業でこうした作品を作り続けていることは意義があることだと思う。スパニッシュ方法とトルコ式があり、トルコ式は2本の縦糸に一本の横糸、スペイン式は一本の縦糸に一本の横糸ということだった。


Panteon de Hombres Ilustres (Free)


タペストリー工場で一緒に見学をしていた年配の女性3名が向かいにある建物に入っていたのでcaltecもつられて入って見た。フェルナンドという人が作成した作品(お墓のモニュメント?)が飾られていた。


ここでちょっとしたハプニングが起こる。タペストリー工場の外で集まっていたちょっと悪そうな子供たちがこの建物に入りそうになったとき、入り口にいたオバサマが止め、若者と揉め事になったのだ。最終的には建物の入り口を強制的に閉め、若者は外からドアをドンドン叩く始末。係員のオバサマは電話で涙ながらに誰かに訴えており、全てスペイン語で自体が進行していたため、caltecには何が何だかわからない状況だった。5分程して、警察がやってきて、事情徴収とか始めるし、、、とりあえず、自分は関係ないみたいで「出ていいわよ」と外に出してもらえたが、一体なんでとめられたのか?など、いまだに謎が多い。


アトーチャ駅、そして、駅南部のこの辺りは駅北部と比べて治安が悪いというか、柄が悪い印象を受けた。それは店で扱う商品の品揃えにも表われていて、3ユーロ、4ユーロのものがたくさん売られていたりする。どちらかというと下町エリアなのだと思うが、新市街に位置する下町だけに、旧市街の下町とはまた違ったものがあるのかもしれない。



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@トレド