城田氏、復帰へ


ちょっとマニアックネタの部類に入るとは思いますが、フィギュアファンにとっては、ちょっとしたニュースだったので、ブログにも掲載。


あの、城田女帝が帰って来るそうです。言うことはズバズバと言い、したいことはする。が、実績はきちんと残す、というある種、有言実行なタイプの彼女の復帰が、これからの日本のフィギュア界に及ぼす影響ってどうなんだろうなあ。野辺山など選手強化のプログラムの充実をはかることを期待しています。でも、選手のエコヒイキ派遣はやめてもらいたいとも思います。


まあ、彼女の復帰は「バンクーバーオリンピックでの男女アベック金メダル」という日本スケート連盟の夢の実現に向けての布石の第一歩という気がします。プレオリンピックの今シーズン、男子の高橋大輔選手が戦線離脱しているので、彼の来シーズンのグランプリシリーズへの参戦など、世界に向けて、いろいろと影響力のある城田氏の出番が多くなりそうです。

フィギュア:城田氏、代表指導復帰…4大陸選手権から 


日本スケート連盟は21日、理事会を開き、フィギュアスケートの4大陸選手権(2月4〜7日、カナダ・バンクーバー)に、不正経理事件で引責辞任した城田憲子・元フィギュア強化部長を代表のアシスタントチームリーダーとして派遣することを決めた。伊東秀仁・フィギュア部長は「選手側の要望もあり、(強化の)実績がある城田さんが必要と判断した」と説明した。


城田氏ら元理事8人は06年6月、連盟の支払規定にない「委員通信・事務運営費」を受け取っていたことなどで引責辞任。連盟は8人を理事に復職させないことを決め、連盟活動の自粛を要請した。しかし、昨年2月、背任罪で有罪となった松本充雄・元専務理事を除く7人の活動を一部容認。城田氏は同11月のロシア杯に審判として派遣されている。


【来住哲司、飯山太郎】


毎日新聞 2009年1月21日 21時14分)

スケート連盟:城田憲子氏、役職に復帰


06年に表面化した日本スケート連盟不正経理事件で、理事を引責辞任した06年トリノ五輪の監督で元フィギュア強化部長の城田憲子氏(62)が、連盟の役職に復帰する見通しとなった。


複数の代表選手が城田氏の支援を要請したためで、21日の同連盟の理事会で話し合われる。承認されれば、10年バンクーバー五輪の本番会場で行われる2月の四大陸選手権に同行し、3月の世界選手権(米ロサンゼルス)から支援スタッフとして派遣されるという。


不正経理事件で引責辞任した元理事らは、公的な活動を無期限で自粛しているが、同連盟は有罪判決を受けた元会長、元専務理事以外は、理事などの要職以外での活動再開を認める方向。辞任から約2年半が経過した城田氏の手腕を活用することになりそうだ。


スポニチ 2009年1月21日)



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