小松亮太10周年記念ライブ@Billboard Live 東京 Part1

caltec2008-10-03



六本木にあるBillboard Live 東京にて、小松亮太の10周年記念ライブを見る。平日夜ということもあり、1stではなく、2ndステージを見た。今日から3日間(10th Anniversary Special 3 Night)、東京ビルボードライブに通う予定。


まずはネスカフェのタンゴバージョンからスタートし、彼(小松亮太)が作曲した曲など、を演奏。実は、caltecはデビュー当時からの小松亮太ファンで昔から観られる公演は結構観ていたのだが、ここで気付いたのは、彼の表現がだんだんと変わってきていること。音楽に対する一途な思いを、熱く激しく情熱的に、シャープに演奏するのが彼のスタイルだと思っていたのだが、今回の演奏を聴いて、音楽に「ゆとり」というか「引く」ことが生まれてきているように感じた。


それが顕著だったのが、今夜のスペシャルゲスト、GONTITIとのセッション(実はcaltecはGONTITIの大ファンでもあったりします!)。「楽しみな週末」を演奏したときの小松亮太は、caltecの知っている小松亮太ではなかった。。。 いろんな人と触れ合いながら音楽家として成長していっているんだなあ、と、しみじみ感慨に耽りながらGONTITIとのセッションを聴く。気心の知れたバンドのメンバーとの演奏もいいが、ゲストとの楽しみながら、そしてある種お互いを探りながらのセッションがもたらす緊張感とやりとりの妙もまた素晴らしいな。。。 会場の空気はこのセッションのときの方が締まっていたような気がした。


GONTITIとのセッションのあとは、再びバンドのメンバーとの演奏に戻り、『バンドネオン協奏曲』を演奏。ふむ。あの大曲を9人編成バンドで演奏とな。アレンジが面白かった(ホントはオケと一緒に聴きたかったが、以前N響での演奏を聴いたからヨシとするか。。)。アンコールは11/4発売予定のアルバムより「オブリヴィオン」と「アディオス・ノニーノ」。小松亮太ピアソラ、やはりイイです。


(勝手に)親心半分、ファン心半分で聴いてたcaltec。明日の公演はゲストが大貫妙子!こちらも楽しみです。