四つの嘘

caltec2008-07-04



女子高生4人が大人になり、20年後の彼女達のそれぞれの想い、確執、友情などを描いていく、といったドラマ。


オープニングから海外ロケでお金かけてるなあ、という気がしました。女性が4人登場し、かつての男をめぐって一波乱・二波乱ある、という設定が今後のドラマの展開の複雑さを物語っていて、見るのが楽しみになってきました。


人物設定・物語設定がここまで揃っていると、視聴者反応によってストーリーの筋を変えることが出来ると思うので、TV局側(プロデューサーや演出家)にとっては楽な展開だよあと思います。その分、脚本家やスタッフは大変になるかと思いますが。


しかし、このドラマ、実は海外ドラマ「デスパレードな妻たち」から構想を得、「同じ近所に住む主婦達」を「女子高の同級生4人組」に摩り替えただけで、彼女達が抱えている悩みや不安、そして喜びや楽しみなどは、共通するような気がします。


オープニング、エンディングに羽田美智子演じる美波が意地悪っぽくモノローグを語る件など、やはりデスパをパクッている気がしてなりません。


羽田、永作、寺島、高島の4人が同級生、という設定もすごいとは思いますが、貫禄十分な主婦を演じる寺島が実年齢では一番年下、というのもこれまたスゴイなあ、と思います。


<主なキャスト>

  西尾満希子:寺島しのぶ
  原 詩文 :永作博美
  灰谷ネリ :高島礼子
  戸倉美波 :羽田美智子


(蒸し蒸しして暑かった。30度以上あったし)