イタリア:フィレンツェ

caltec2007-09-17



【 本日の行程 】
ホテル →→ サンタ・クローチェ教会 →→ 捨て子養育院美術館 →メディチ・リッカルディ宮 →→ ドゥオーモ →→ ヴェッキオ宮 →→ ホテル


サンタ・クローチェ教会
どっしりと悠然と構えた懐の大きな教会。これがサンタ・クローチェ教会なのではないだろうか?多くの文化人が埋葬されることを希望したというガイドブックの記載どおり、中に入ると、ミケランジェロガリレオロッシーニマキャベリといった早々たる面々の記念碑があちらこちらに飾られている。中に展示されている宗教画もジョットなどの著名な画家のものが多く、見ごたえ十分といったところか。教会を出て、かつての修道院の場所にある付属美術館の宗教画・宗教彫像も一見の価値あり。朝の静かな教会の静けさの中で心が落ち着き、満たされるのを感じながら教会を後にした。


捨て子養育院美術館
建物の2階が美術館になっている、とガイドブックには記載しているのが、どこからが美術館なのかよくわからない作りになっているため、美術館を訪れるのを諦めました。ライブラリーがあったり、ユネスコのオフィスがあったりしたのですが。。。 それ以前に美術館に行く気が失せていたというのが事実かもしれませんが。


メディチ・リッカルディ宮
一言で言うと、展示内容の割りに値段が高い!という気がするが、一階の庭園・中庭・そして2階と、建物から醸し出される雰囲気は素晴らしく「居心地の良い邸宅とはこんなところか」という至福感を味わえた。かなり心地よい場所であるだけに、現在も公共機関のオフィスとして使用されているため観光用に開放されているスペースが少ないのがとても残念だ(その割に5ユーロの入場料は高くないですか?)見所はB.ゴッツォリの『ベツレヘムに向かう東方の3賢王』。


ヴェッキオ宮
昨日(日曜日)とは入り口が異なり、正面ではなく、ネプチューンの噴水奥、建物左側に入り口が変更になっていた。見所も多いヴェッキオ宮だが、市役所として今も使われているというとおり、「5百人広間」で17:00からアメリカとのセレモニーがあったり(チェロのコンサートなどがあった)、市議会をしている部屋があったり(実際に市議会の真っ最中だった)、という具合で観光と政治が一緒になっているのは、メディチ・リッカルディ宮と同じか。。。「5百人広間」、「百合の間」「謁見の間」など、見所となる部屋があったが多くの部屋の天井や壁に絵が描かれているのだが、あまりにも絵が描かれすぎていて、かえって有り難味が薄れるよなあ、という感じになってしまい、「そうか」という程度で終わってしまったのは事実。多すぎるのもまた逆に良くないのかもね。



写真はこちらにアップしています。
時間があったら寄ってみてください。→http://plaza.rakuten.co.jp/caltec/diary/200710130000/



@フィレンツェ