イタリア:フィレンツェ

caltec2007-09-16



今日はアルノ川を渡った地域を散策することにした。


【 本日の行程 】

ホテル →→ ヴェッキオ橋 →→ ピッティ宮(衣装博物館→ボーボリ庭園→陶磁器博物館→銀器博物館) →→ サンタ・マリア・デル・カルミネ教会 →→ ホテル


まずは、アルノ川を渡るために、有名なヴェッキオ橋を渡る。


ヴェッキオ橋
日曜の朝早く、のためか、観光客であふれかえると言われている有名なヴェッキオ橋の上は人影もまばら。やはり早起きは三文の徳だ。ピッティ宮〜ヴェッキオ橋〜ウッフィツィ美術館〜ヴェッキオ宮へと続く、メディチ家のための回廊は現在も健在で「ああこれがあの有名な回廊か」としたから眺めながらピッティ宮へと向かいました。


ピッティ宮
パラティーナ美術館を目指してピッティ宮へ来たものの、チケットオフィスでいきなり「パラティーナ美術館はALL DAY CLOSEだ」と言われる。そう言えば、去年から今年にかけてこの美術館の目玉の収蔵品、日本を巡回してましたね。。。という嫌―な記憶が蘇りました。美術館の改修のために、収蔵作品を巡業(引越し公演)に出すというのが海外の主要美術館のMoney Makingでもあるわけですが、はるばるフィレンツェに来て、お目当てのラファエロティツィアーノの作品に会えないというのはちょっと悲しかったです。(ひょっとすると、今年東京に来ていたダ・ヴィンチの『受胎告知』がウッフィツィ美術館にないかも、、という予感もしますが)ピッティ宮の2階が修復中のため、もうひとつ楽しみにしていた『君主の居室』も見ることができず。。 

『銀器博物館』『』ボーボリ庭園』『陶磁器博物館』『衣装博物館』を観ましたが、正直言うと、あまりパッとしなかったです。衣装美術館の最新のモード展示で誰の作品であるかわかってしまう自分が何故か悲しかったです。


不満足感を引きずったままサンタ・マリア・デル・カルミネ教会へと向かう。この辺りは庶民的なエリアかつ職人街らしく川の向こう側とは景色が全然違っていた。


サンタ・マリア・デル・カルミネ教会
実を言うと、シンプルで飾り気のない外見から全然期待していなかったのだが、中に入ってびっくり、かなりの幸福度・満足度を味わえる教会であった。ルネッサンス美術の幕開けを告げるマザッチョのフレスコ画(『アダムとイブの楽園追放(失楽園)』があるブランカッチ礼拝堂のフレスコ画が本教会のハイライトだが、その他の教会部分の内装も素晴らしいもので、是非訪れてほしい場所のひとつであると思う。



写真はこちらにアップしています。
時間があったら寄ってみてください。→http://plaza.rakuten.co.jp/caltec/diary/200709200000/



/ @フィレンツェ