ウィンブルドン
ウィンブルドン選手権の女子ダブルス杉山組、全仏に続いて準優勝。残念。しかし、スレボトニクとのペアは相性が良さそう。背の高いスレボトニクと小柄な杉山。かつてのデュカキスとのペアを髣髴とさせる並びかもしれない。
ウィンブルドン選手権 杉山組、全仏に続き準優勝
【ウィンブルドン(英国)町田幸彦】
女子ダブルス決勝は第4シードの杉山愛(ワコール)カタリナ・スレボトニク(スロベニア)組が第2シードのカーラ・ブラック(ジンバブエ)リーゼル・フーバー(南アフリカ)組に6−3、3−6、2−6で敗れ、全仏オープン(6月)に続く準優勝。混合ダブルスはジェミー・マリー(英国)エレナ・ヤンコビッチ(セルビア)組が初優勝した。
◇自信と経験重ね、32歳の挑戦続く
全仏オープンに続く準優勝だったが、日に照らされた杉山とスレボトニクの顔に笑みが浮かんだ。「負けたことは残念だけど、最後までここでプレーできたことはよかった」と杉山は喜んだ。
思い切りのいい試合運びで、第1セットを先取した。その後はダブルス専門のペアの底力を見せられたが、劣勢でも下を向かずに笑顔のプレーを貫いた。26歳のスレボトニクと4月にペアを結成したばかりで、二つの4大大会で決勝に残ったのは本人らの予想を上回る結果だ。
敗れた悔しさはある杉山にも「ボレーの動きとか、やるべきことは見えている」と迷いはなかった。自信と経験を重ねた32歳の挑戦が続く。
【共同】
で、もう一つ別の記事を発見。かつてダブルスの世界ランキングNo.1だったこともある杉山、久々のトップ10入り。
杉山愛がダブルス7位に浮上 世界ランキング
女子テニスの最新世界ランキングが9日発表され、ウィンブルドン選手権ダブルスで準優勝した杉山愛(ワコール)がダブルスで前回の16位から7位に順位を上げた。
シングルスでウィンブルドン覇者のビーナス・ウィリアムズ(米国)が31位から17位、準優勝のマリオン・バルトリ(フランス)は19位から11位に浮上した。ジュスティーヌ・エナン(ベルギー)ら上位3人に変動はなし。杉山が27位から30位に後退し、中村藍子(ニッケ)は68位から57位、森上亜希子(ミキハウス)は71位から60位に上昇した。
(共同 2007年07月09日16時32分)