French Open

caltec2007-06-10



杉山組、残念でしたね。杉山以外の3人はかなり長身。 今大会では、何度も優勝経験があるダブルス巧者のペアが敗れましたが、今やダブルスもテクニックより、長身・パワーテニスの時代になってきた、ということなのでしょうか?


杉山・スレボトニク組が準V 全仏テニス女子ダブルス


テニスの全仏オープン第13日は8日、パリのローランギャロスであり、女子ダブルス決勝で、第7シードの杉山愛、カタリナ・スレボトニク(スロベニア)組は第17シードのアリシア・モリク(豪)、マラ・サンタンジェロ(伊)組に6―7、4―6で敗れた。杉山は昨年、違う選手と組んで決勝で敗れており、2年連続準優勝。4大大会の女子ダブルスで03年ウィンブルドン以来、4度目の制覇はならなかった。


朝日新聞 2007年06月09日10時01分)

杉山組、新ペアで確かな手応え 全仏テニス


センターコートで午後7時半に始まった試合は、午後9時8分に終わった。薄暗くなりかけた中であった表彰式で笑顔を見せた杉山が会見では悔しそうに言った。「自分がもっとできたら勝てたと思う。悔しい」


182センチのモリク、181センチのサンタンジェロにネットの前で壁のように立たれた。163センチの杉山が打ち返したボールは相手の高さとパワーに次々と跳ね返された。


もちろん、それに対抗できる術(すべ)を杉山とスレボトニクは持っている。相手の動きを読んで反撃。第1セットは0―2から一時6―5と逆転した。


だが、押さえ込むまでの力はなかった。痛かったのは大会を通して不安定だった杉山のサーブだ。ダブルフォールトで第1セットの最後のポイントを許し、第2セットの最後のゲームでも2回。大事な場面でのミスが響いた。


粘り強さを見せてきたペアも最後は屈した。ただ、2人は今春になってペアを組み、過ごした時間は少ない。それを考えれば4大大会での準優勝は上出来だろう。杉山も「グランドスラムを狙えるチーム力があると大会を通じて思った」と手応えを感じている。全仏が2人の新たなスタートとなった。


朝日新聞 2007年06月10日10時33分)


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