Trophee Eric Bompard(グランプリシリーズ フランス大会)

caltec2006-11-18



<女子シングル>
スケートアメリカで始めてみた安藤美姫のショートプラグラム、シェヘラザードの出来にはかなりビックリしたのですが、フランス大会で改めて見ても、やはりこのプログラムいいですね。キビキビとした動きが彼女にとても合っている気がします。ただこのプログラム、かなり体力を使うコリオになっているのも事実で、魅せ場のストレートラインステップのところにたどり着くまでに疲れてしまったのか、肝心のストレートラインステップのときにスピードがあまりなく元気がなかった点が悔やまれます。


ショートトップのキム・ヨ・ナは体全体を使った表現も出来るうえに、何より高く、早いジャンプの質が高い!スケートの伸びやジャンプの高さなど、スケートカナダの演技と比べて、今回の方が全然良かった気がします。今回の結果には、ある意味納得です。それにしても詳細の点数表みると、各要素に対する加点が凄いですね。


<男子シングル>
男子シングル、シニア初参戦の世界ジュニアチャンピオンの小塚崇彦ですが、最下位とはいっても、5〜11位はダンゴ状態(7〜11位は皆56点台)なので、フリーの出来よっては上位進出も可能な状況です。ジャンプをミスしたものの、体のキレもよく、なかなかよい滑りをしていた印象を受けました。

安藤、ショートプログラム2位 フィギュアフランス杯


フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦のフランス杯第1日は17日、GP第1戦のスケートアメリカに続く連勝を目指す安藤美姫トヨタ自動車)が女子ショートプログラム(SP)で2位につけた。首位の昨季世界ジュニア選手権覇者、金妍兒(キム・ヨ・ナ)(韓国)とは0.20差。


男子はSPを終えてブライアン・ジュベール(仏)がトップで、日本勢は南里康晴中村学園大)が7位で、昨季世界ジュニア王者の小塚崇彦中京大中京高)はジャンプで転倒して最下位の11位。


ペアはSPでマリア・ペトロワ、アレクセイ・チホノフ組(ロシア)、アイスダンスオリジナルダンスまででアルベナ・デンコワ、マキシム・スタビスキー組(ブルガリア)が首位に立った。


朝日新聞 2006年11月18日12時05分)