世界選手権

caltec2006-03-21



巷ではWBCWorld Baseball Classic)の日本優勝!で盛り上がっていますが、そんな風潮はどこ吹く風で、僕は一人フィギュアスケートの世界選手権の結果が気になって仕方がないのでした。


今年のオリンピック代表争いは例年になく激戦でしたが、惜しくも僅差で涙をのんだ織田選手が満を持してシニアの世界選手権という大舞台へ登場しました。


結果は、なかなかのものです。去年の世界チャンピオンのランビエールに次いで予選2位通過です!

織田、B組首位 井上組は初の3回転半 世界フィギュア


フィギュアスケートの世界選手権は20日、カルガリーのサドルドームで開幕。男子はフリーによる予選を行い、初出場の織田信成(関大)が144.90点のB組首位でショートプログラム(SP)に進んだ。


織田は2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)などを決め、A組首位の昨季王者、ステファン・ランビール(スイス)の160.90点に次ぎ、全体でも2位の得点をマークした。


各組の上位15人が21日のSPに進出。予選得点の4分の1とSP、フリー得点の合計が最終得点となる。


ペアSPは五輪2位の張丹、張昊組(中国)が65.58点で首位に立ち、6位発進の井上怜奈、ジョン・ボルドウィン組(米国)は世界選手権史上初のスロートリプルアクセルを成功した。(共同)


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ペアで井上、ボルドウィン組が世界選手権の歴史に名前を残した。


男性が放り投げるようにして女性が跳ぶスロージャンプでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を、世界選手権史上初めて成功。観客からは歓声と拍手が起こった。


五輪に続いての快挙に、着氷が乱れながらも踏ん張った井上は「あくまでも演技の一部と考えているけど、自信を持ってできるようになった」とうれしそうだった。


SPは6位。「2人の目標はSPとフリーの両方でアクセルを決めることだ」とボルドウィン。五輪7位よりもさらに上位進出を狙う。


(共同 2006年03月21日15時29分)