四大陸選手権


このようなニュースが飛び込んできた。長年日本男子を牽引してきた本田武史の、アマチュア最後の舞台は全日本選手権での演技になってしまった。


恩田選手は、どうなんだろうか? 今シーズンの彼女の滑りが徐々に良いものに進化しているだけに、今辞めるのは惜しいと思う。ジャンプの高さはあるのだから、つなぎのスケーティングやステップ、体の使い方に磨きをかければ点数アップも望める。


今シーズン急成長した中野由加里選手のその成長の秘密は、基礎トレーニングをしっかりとし、スケーティングが向上したから、ということを考えると、恩田選手にもまだまだ伸びしろはあると思うのだが。。。 トリノに懸けていただけに今シーズンの国際試合出場辞退は仕方ないかもしれないが、来シーズンは元気にリンクに戻ってきてほしいと思う。

フィギュア・恩田が引退 四大陸選手権辞退


2006年1月19日(木) 8時1分 スポーツ報知


日本スケート連盟の理事会が18日に都内で開かれ、フィギュアスケート四大陸選手権(23〜29日、米国・コロラドスプリングス)代表だった本田武史(24)=IMG=と恩田美栄(23)=東海学園大職=が、ともに出場を辞退したことが報告された。2人とも今季の試合はなく、すでに今季限りの現役引退を宣言していた本田とともに、恩田も第一線を退くことが決定的となった。


小野長久フィギュア部長によると、1週間前に連盟へ「試合をやる気持ちになっておらず、辞退したい」と連絡が入ったという。「けがではない。前例のない辞退理由だが、了承した」と小野部長は話した。恩田は昨年12月の全日本選手権(東京)で4位に終わり、トリノ代表から落選。ソルトレークシティー五輪に次ぐ連続出場を逃した。その後も練習拠点のカナダに戻らず、年末年始は実家の名古屋に滞在し、家族会議を開き方針を決めた模様だ。


◆恩田 美栄(おんだ・よしえ)1982年12月13日、名古屋市生まれ。23歳。東海学園高から同大へ進み、現在は同大職。9歳から山田満知子コーチの指導を受け、2002年NHK杯2位でソルトレークシティー五輪代表(17位)をつかむ。04年に米国に渡り、05年からカナダで練習。全日本選手権最高は02年の2位。158センチ、49キロ