ドラマ:今夜ひとりのベッドで

caltec2005-11-10



今クールのテレビドラマ、第一回はほとんど見ましたが、現在継続してみているドラマは3つしかなくなりました(2つはTBSで、1つが日本テレビ)。そのうちのひとつが「今夜ひとりのベッドで」。今クールの番組の中では、一番興味を持って見ている番組です。


まずは、音楽が良いのですよ〜!音楽は、鷺巣詩郎。僕の中では彼は80年代アイドルソングの隠れた名曲の数々を作曲・編曲した人として、位置づけられていますが、世間的には、社会現象ともなったエヴァンゲリオン全音楽を担当した人、として有名なのでしょうか?クライズラー&カンパニーのプロデュースなども担当していたようです。
まあ、そういう肩書きは置いといて、このドラマのテーマであるであろう、今時の大人の恋愛を表現するのにぴったりなメローかつ軽快なボーカル曲がとても良いです。この曲に主人公、明之(本木雅弘)の心の独り言(コメント)が語られるのも見ていて面白い。サントラ盤が出たらぜひ買いたいな〜。


あと、良い点は、風景がとてもきれいなこと!。ドラマで重要なのはストーリーと出演者だと思いますが、風景(ロケ場所)も僕にとってはそれと同じくらい大切。第二話かな、了(要潤)と友(瀬戸朝香)が出会うカフェがあるのですが、そこの風景がとてもきれいでした。場所は市ヶ谷駅近辺だと思うのですが、お堀とその周辺の木々と東京のビル群が調和良く撮れていて、心地良かったです。梓(奥菜恵)が住むアトリエの近辺の風景も結構好きだったりします。ロケハン担当、誰なんだろう?


そして、出演者も良いです。主演の明之(本木雅弘)と親友の俊介(佐々木蔵之介)との軽快なやり取りも面白いし、明之とその妻友の夫婦関係を乱すであろうキャラクターを演じる出演者(要潤奥菜恵羽田美智子など)もそれぞれが求められた役割を確実に果たしているようで、?な部分がないため、ドラマのクオリティーは高いんじゃないかなあ、と勝手に思っています。個人的には、演技どうかな?と疑問視していた要潤が健闘している気がします。あと、彼は撮る角度によっては男前度がかなり下がるような気がしていたのですが、このドラマでは結構男前に映ってますね。


脚本は「星の金貨」の龍居由佳里。いろいろな引き出しを持っている人だと思うので、今後の大人たちの恋愛模様の展開が楽しみです。タイトルは「今夜」よりは「今宵」の方が響きが面白いと思いますが、そうなると語感から主人公はモックンじゃなくて、もうちょっとダンディーなオジサマになるのでしょうか?