トリノオリンピック
今シーズンのフィギュアスケートの世界的大会がいよいよ本格スタートした。今シーズンはトリノオリンピックシーズンでもあり、日本人選手の活躍が期待される。
一昨年・昨年と、日本人女子の活躍は結構凄いことになっているので、メダルが注目されているわけだ。また、安藤美姫がマスコミからアイドル扱いされていることもあり(フジテレビの番組内での扱いにも大きな問題があると個人的には思うが)、今までにないくらいフィギュアスケートが注目されているといっていいと思う。
ちなみに、ここ2年間の日本人選手の実績はというと。。。
03-04シーズンの日本人の世界主要選手権制覇
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世界選手権優勝:荒川静香
グランプリファイナル優勝:村主章枝
四大陸選手権優勝:太田由希奈
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世界ジュニア選手権優勝:安藤美姫
ジュニアグランプリファイナル優勝:安藤美姫
04-05シーズンの日本人女子の世界主要選手権制覇
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世界ジュニア選手権優勝:浅田真央(女子シングル)、織田信成(男子シングル)
ジュニアグランプリファイナル優勝:浅田真央
なんとまあ、輝かしい記録だ!
トリノへ熱い冬 始まる フィギュアGPシリーズ20日開幕
(2005年10月19日11時05分)
フィギュアスケートの本格的なシーズンがグランプリ(GP)シリーズのスケートアメリカ(20〜23日、米・アトランティックシティー)で開幕する。来年のトリノ五輪でメダル獲得の期待がかかる日本女子にとっては、代表の3枠をかけた戦いが始まる。
代表選考は日本スケート連盟が定めたポイント制で行われる。昨季の国際大会で獲得した最も高い得点の7割が各選手の持ち点。今季の出場した国内外の大会中、得点の高い2大会と全日本選手権での成績が持ち点に加算される。GPシリーズ上位6選手によるGPファイナルで表彰台に上がれば、内定が出る可能性もあるという。
代表争いは、これまでの実績や今季の出場大会などからみて、村主章枝、安藤美姫(愛知・中京大中京高)、恩田美栄(東海学園大職)、荒川静香(プリンスホテル)の持ち点上位4人に絞られたといっていい。
上位4選手の中では、持ち点が最も少ない荒川だが、1日のジャパン・インターナショナルチャレンジ(JIC)では昨季の世界選手権を制したイリーナ・スルツカヤ(ロシア)についで2位。表現力などの得点は、スルツカヤを上回っており、ジャンプの安定感が課題だ。
JICで3位になった安藤は、今季からコーチや振付師を一新。ジャズのしっとりしたプログラムをこなすまでの成長を見せた。GPシリーズで上位に進出するためには、さらにスピンやスパイラルに磨きをかけたい。4回転ジャンプに挑むかも注目される。
気がかりなのは村主。日本勢最上位の5位に入った3月の世界選手権後も意欲的に滑り込み、7月末の全日本強化合宿では、完成度の高いプログラムを披露した。だが、ハイペースの調整がたたったのか、右の股関節を痛めてJICを欠場。ジャンプなどに影響があるといい、その回復次第。
村主の欠場でJICに出場した恩田は4位。高さのあるジャンプは健在で、カナダ留学で取り組むスケーティングやスピンの改善の成果を出したいところだ。
年齢制限のため、五輪には出場出来ないが、昨季の世界ジュニア選手権、ジュニアGPファイナルを制した15歳の浅田真央(グランプリ東海ク)のシニアデビューも注目される。
◆GPシリーズの日程と出場予定選手(日付は現地時間)
10月20〜23日 スケートアメリカ
恩田
10月27〜30日 スケートカナダ
村主、中野
11月3〜6日 中国杯
荒川、浅田真
11月17〜20日 フランス杯
荒川、浅田真
11月24〜27日 ロシア杯
安藤、恩田
12月1〜4日 NHK杯(大阪・なみはやドーム)
村主、安藤
12月16〜18日 GPファイナル(東京・国立代々木競技場)
シリーズ上位6人(朝日新聞)