ドラマ:Slow Dance

caltec2005-08-09



反対の意見も多いでしょうが、今季のドラマの一押しは「SLOW DANCE」。何気ない会話が結構ずしりと来ます。脚本家、衛藤凛の本がいいのかなあ?あとは演技陣がいいんだろうね。。。


第六回のクライマックスシーンをテレビを見ながら必死で書きとめてみました。


衣咲:「今の仕事、好き?」
理一:「え?」
衣咲:「教習所の仕事、好き?」
理一:「嫌いじゃないっすよ。免許取れてお礼とか言われたら嬉しいし。それなりにやり甲斐もあるし。」
衣咲:「『好きか』って聞いてんの。『嫌いじゃない』っていうのと、『好き』っていうのは全然違うよ。」
理一:「そっちだって好きな仕事してるわけじゃないでしょ。」
衣咲:「あたしと理一君とは違うでしょ。」
理一:「何が?」
衣咲:「そっちはまだ何も始めてないじゃん。それって、始めてないって、すごい可能性なんだよ。理一君はまだ誰にも×(ばってん)付けられてないんだよ。可能性だけ言ったらまだ100%残ってんだよ。なのに何でわざわざ自分で終わり決めんの?」
理一:「決めなきゃ前に進めないからだよ。」
衣咲:「進んでないよ。逃げてるだけだよ。ゆっくりだっていいじゃん。駄目なときは立ち止まればいいじゃん。特別じゃなくたって、劇的じゃなくたって、たった一度の、たった一つしかない人生なんだよ。
好きなんでしょ、映画。だったらずっと馬鹿みたいに夢を追ったっていいじゃん。叶わなくても、おじさんになっても、おじいちゃんになっても『夢は映画監督です』って胸張って行きてればいいじゃん。諦めなきゃ、夢はずっと終わんないんだから。」
理一:「もう騙されませんよ。だってそれ受け売りでしょ?『スラムダンク』第8巻、安斎先生が三井君に言ったやつでしょ。」
衣咲:「違うでしょ?あたしが、あたしがあんたに言ってんの。」
理一:「何でそんなムキになってんの?」
衣咲:「好きだから・・・」


ここで福山雅治の主題歌「東京」が流れる。
呆然とする理一。そしてどこか怒りながらその場を去る衣咲。。。


うーん、よいよい。