レ・ミゼラブル
「レ・ミゼラブル」@帝国劇場を鑑劇。
今年になって初めてのレミゼ観劇ですが、2003年バージョンでは5回観て、その後のレミゼコンサートは2回観たので、この2年間で今日で8回目。。。気づくと、超リピーター。東宝への貢献大だな。(なんかおまけでくれないかなあ)
その原因はキャストが複数名(最大4名)いるので、全部見ようとすると足繁く帝劇に通うことになる、という東宝の戦略にまんまとハマッているだけなのですが。。。
その戦略にも流石に慣れてきて、今年は1〜2回しか行かないかなあ、というのが現在の心境。
というのも、最近観た公演には、役柄に合わずに人気役者というだけでキャスティングされた公演が結構多く、その結果の悲惨さを最近つくづく感じるので、単に役者で選んではいけない、と思い始めたところなのです。
そもそも人気ある役者をあてがうのではなくて、その役柄に合う役者を選らばないと、作品としてどうよ?となりますよね?
東宝もそろそろ、真面目に作品のクオリティーを高める工夫をしようよ!
ちなみに、今日のキャストは下記のとおり(初見はマリウス役の藤岡正明)
本当はファンテーヌ:本田美奈子がメインでしたが、病気による降板のため、今日は○ちゃんでした。
バルジャン:別所哲也、
ジャベール:鈴木綜馬、
ファンテーヌ:マルシア、
エポニーヌ:坂本真綾、
コゼット:剣持たまき、
マリウス:藤岡正明、
テナルティエ:駒田一、
テナルディエ婦人:瀬戸内美八、
アンジョルラス:坂元健児
今日感じたことは。。。
・マルシアが前回公演と比べ物にならないくらい良くなっていた
(強いファンテーヌから、しっとりしたファンテーヌになっていた点、日本語のアクセントがだいぶ改善されていた点)
・パリ、プリュメ街の売春婦のやり取りが壮絶だった点(すごくはじけてた気がする)
・サカケン、肝心の見所で階段でコケタ
・藤岡君、やはり歌はうまい
全体的にアンサンブルの声質が変わってました。
・男性キャストは、力強い歌声の持ち主が増えた(アイドル風の歌い方をする人が減った)
・女性キャストは、美しいソプラノの声の人が減って、メゾソプラノが増えた