小曽根真 & 塩谷哲 DUO

caltec2005-02-21



大阪ブルーノート@ハービス・エントにて小曽根真塩谷哲 DUO」という夢のようなコラボDUOの公演(初日、2nd Stage)を聴く。
もともと小曽根さんもSALT(塩谷哲)もどちらも好きな演奏家でよくそれぞれの公演に行っていたのだけれど、今回はその2人がDUOを組むということで、早速行ってきました。


感想はというと。。。とても良かった! ピアノは一台でオーケストラ足りえるとは良く言われますが、Trio用の曲はどは、左手の低音でベースの旋律を弾き、右手でピアノの旋律を弾いたり。。。などということも可能で、2台のピアノから紡ぎ出される音楽・世界というのは、思わぬ広がりをもって聴くものに迫ってきました。
両者の作曲した曲を弾いた後、それぞれソロを弾くのですが、小曽根さんが弾いていたソロがとても良かった。曲名は、アン・デルニエ・ミラクル/奇跡の鐘 Un Dernier Miracle(アルバム「So Many Colors」に収録)。アンコールに「怖い、怖い」といいながら弾いたSALT作曲のワルツ(音大時代の作品だそう)も良かったです。
曲が進むにつれて、2人のボルテージも上がってきているようで、楽しみながら曲を弾いている様子が伝わってきました。


もともとの旋律をアレンジしていくのがJAZZの良いところ、なので同じ曲目でも演奏毎に違ったものになってきます。途中のMCによると、1stと2ndの曲目も違うようだし、アンコールの曲もその日の気分で変わるようなので、毎公演通いたいくらいだな。
本公演では、多数のマイクがあり、ライブ録音されるそう。あと1〜2回は行こうと思っているけど、行なかったときに演奏された曲などは、秋に発売予定の本公演のライブCDを聴くことにしようっと。。。


今週1週間(月〜土曜日まで)公演は続くそうなので、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?月曜の2ndで客入りが6〜7割くらいだったので、その日に思い立っても大丈夫だと思います。