世界遺産

caltec2005-02-20



毎週楽しみに見ているTBSの「世界遺産。今日はハンガリー「トカイワイン」
一昨年の秋にハンガリーに行ったのですが、そのときは、ブダペスト、ヴェスプレーム、ヘレンドを訪れたのみで、トカイ地方にまでは足を伸ばしませんでした。ただ、お土産にはしっかりとトカイワインを買ってきて、その甘さに驚いたのです。


今回の世界遺産では、世界でも珍しい貴腐ワインとしての側面から取り上げていました。
昔ながらの方法で、貴腐菌に感染した実だけを一つ一つ手摘みしていくトカイワイン。
その製法も昔ながらの素朴なものなら、ハンガリーの人々の生活も昔ながらの素朴なものなんだろうなあ、というのが番組を通してうかがい知れました。


一昨年には、ブダペストからヘレンドまで電車とバスを乗り継いで行ったのですが、旅行シーズン外ということもあり、ハンガリーの片田舎、ヘレンド村でバスから降りたのは僕たちを含めて6人ほど。ヘレンドの工場もミュージアムもショップも閑散としていました。
時間はちょうどお昼時。のんびりとした空気が流れるヘレンド村に、日々の仕事の忙しさを忘れてボーっと佇む我等日本人。。そんな何気ないことですが、とても贅沢な気分を味わったのを覚えています。

ブダペスト以外の場所では、東洋人が珍しいのか、電車やバスの中では好奇の目で見られますが(ヴェスプレームのマクドナルドに入ったら、奥でバーガーを作っている店員までもがダーっと走りよってきて、興味津々といった様子で、僕たちが食べ終わり店を出るまでジーっと見ていた様子が忘れられません)、ハンガリーの人たちは親切でよい旅の記憶が残っています。食べ物もおいしいしね。
また行くことあるのかなあ、ハンガリー