派遣選手決定


昨日の全日本フィギュア選手権の結果、世界選手権、四大陸選手権への派遣選手が発表になった。本大会で優勝した安藤美姫が世界選手権代表になることに異論はないが、ショートしか参加していない荒川がなぜ代表なのか? 四大陸選手権への派遣については、村主はまあいいとして、全日本惨敗だった恩田(7位)と怪我で欠場した太田というのはいかがなものか?


強化部長の城田さんの采配やコメントにはいつも「?」がつきまとうのだけれど、今回も納得がいかない(不透明な)選考結果となった気がする。。。この20年近くというものずっと注目してみてきたフィギュアスケートですが、何かとっても内輪な世界というか狭い世界のような気がするのです。日本のフィギュア界って。。。


まあ、結果として荒川・安藤・村主(もしくは太田)の3名が世界選手権派遣というのが最終的な決定になりそうな予感はするけれど。。。


いろいろと問題があったように思える今回の全日本選手権だが、ここのところ絶不調だった村主の滑りに復調の兆しが見えたところは良い点か。。フリーではスピンで手をついたところから集中力を欠いたのか2度にわたるジャンプでの転倒などミスが続いたが、滑り・体のキレなどは以前の村主のスケーティングに近づきつつある印象を受けた。


それにしても今回の全日本は昨年と今年度の世界ジュニアチャンピオン2人(安藤(昨年)と浅田真央(今年))の活躍の場となったなあ、世代交代は進みつつあるのかなあ、と思わずにはいられない大会だった。


まあ、いろいろ思うところはあるけれど、選手みんなそれぞれのベストをつくして大会レベルで競いあって欲しいものだと思う。


★ちなみに★
全日本の順位:女子①安藤美姫浅田真央村主章枝 ※荒川はショートプログラム後、棄権 
4大陸選手権派遣は③村主⑦恩田と今回棄権した太田