ディズニーワールド


【行程】
ホテル →→ オーランド空港 →→ シカゴ・オヘア空港(!予定変更!)→ エドモントン空港 →→ サンフランシスコ空港 →→ ホテル


夢と魔法の王国の楽しい滞在期間は、夢のようにアッという間に過ぎ、もう帰国する日がやってきました(しかし、わざわざフロリダまで来て、この強行日程はあるまい。ま、遊びじゃないから仕方ないか。文句は言えまい…)。寝ぼけ眼で5時に起き、オーランド空港へと急ぐ我ら一行。この後、トラブルが待ち構えていることなどつゆ知らず、現地エージェントが用意したおにぎりを幸せそうに食べながら、今回の滞在を振り返っておりました。


帰国の行程は来るときの逆。つまりオーランド→シカゴ→成田というものです。オーランド、日本からの直行便がないのが、少し痛いねえ。。などと思いながら、シカゴから成田行きの飛行機に乗り込みました。「ああ、もう少しで日本なのかあ。。」と思いながら。


飛行機は順調に上空に上がり、機内食がサーブされ、「うむ。この機内食あまり美味くないぞなもし」と思っていたちょうどその頃、トラブルは発生しました。乗客からのHELPの声と共に駆けつけるCA(Cabin Attendant)。そして「お医者様はいらっしゃいますか?」の機内放送(もちろん英語)。急患の発生です! (毎回驚くのですが)必ずと言っていいほどお医者様は搭乗しており、しかも前の方の席(ファーストやビジネス)から駆けつけてきます。普通はここで対処し、事なきを得るのですが、今回は違った。


「急病人が出たため、航路を変更し、エドモントン緊急着陸します。その後については後ほど搭乗員から連絡いたします」との機長アナウンスが(くどいようだが、もちろん英語)。そして比翼を見ると燃料を捨てているではないか!どうやらエドモントン空港の滑走路が短く、成田までの燃料を積んだ本機では止まれないらしく、軽くしているらしい。これを見た瞬間、「あー、こりゃ、成田までは時間かかるな。燃料補給せにゃならん」と密かに予感する僕であった。


エドモントンで急病人を下ろした後、またアナウンスが「昨日のベーリング海峡沖での飛行機事故のメンテナンスにエドモントン空港のメカニックが行っているため、本空港では対処できないため、シアトルに行き、そこで機材・クルーの調達をします」とのこと。予感的中。。うーむ。


しかし、待てども出航せず、ここで再びアナウンス。「エンジントラブルが発生しました。しばらくお待ちください。なお、シアトル改めサンフランシスコ空港に向かうことになります。」


そして待たされること3時間、ようやくサンフランシスコへ出航!しかし、無常にも以下のアナウンスが。。「お客様、成田空港では23時以降の入国が認められておりません。現在、現地時間の13時であり、これから10時間以上フライト時間がかかるため、本日中の成田への到着は不可能となりました。よってサンフランシスコで一泊後、翌朝成田に向けて旅立ちます」。。。おー、なんてことだ!やっぱり予感は的中した。


サンフランシスコにつくと夜の9時過ぎ。そして航空会社に手配してもったホテルにつくと、同じような乗客の長蛇の列。。チェックインに30分以上を要し、部屋につくともう12時近く。。。とっても長い一日がようやく終わったが、帰国の行程はまだ半分しか終わっていない。


やはり自宅に戻るまで、旅が安全に終わったとはいえないのだ、としみじみ実感する僕。よく遠足で先生に言われていたっけ。。と昔をつい懐かしんでしまったさ。