2011世界選手権


アイスダンスは、昨年2位だった、デービス/ホワイト組が逆転優勝。バーチュー/モイヤー組が今季の復帰第一戦だったこともあり、やはりフリーは、デービス/ホワイト組の方が滑り込んでいる分だけ分があったということか。


3位はアメリカのシブタニ兄妹が入り、1位〜3位まで、同じコーチの教え子が入るという快挙に。各ペアの個性に合った選曲・振り付けと、何より各選手のスケートテクニックが半端なく高く。 どんな練習メニューなのかがとても気になるところではある。

世界フィギュア:デービス、ホワイト組優勝 アイスダンス


【モスクワ芳賀竜也】


フィギュアスケートの世界選手権は最終日の30日、当地でアイスダンスのフリーを行い、ショートダンス(SD)2位のバンクーバー五輪銀メダリスト、メリル・デービスチャーリー・ホワイト組(米国)がフリー111.51点をマークし、合計185.27点の逆転で初優勝した。SD13位のキャシー・リードクリス・リード組(木下工務店ク東京)はフリー78.47点、合計133.33点で13位だった。


試合会場では1日、大会上位選手らによるエキシビションが行われた。日本勢では、女子で4年ぶりの世界女王に返り咲いた安藤美姫トヨタ自動車)と男子で銀メダルを獲得した小塚崇彦(同)、5位に終わったものの14年ソチ五輪までの現役続行を表明した高橋大輔(関大大学院)が出演した。


○…アイスダンスのリード組が、自己最高の13位に入った。クリスが演技終了直前に転倒する痛いミスもあり「ゴメン。最後は興奮し過ぎた」と反省。キャシーも「興奮し過ぎず、感情をコントロールすることも課題」と、弟にアドバイスした。昨秋から、02年世界選手権(長野)アイスダンス銅メダルのガリト・チャイト・コーチに師事。キャシーは「技術面など学ぶべきことが多い。一つ一つの技を100%決める練習を積みたい」と目標を語った。


毎日新聞 2011年5月1日 22時08分(最終更新 5月1日 22時09分)


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