2007年7月


守り人シリーズ第二弾の「闇の守り人」を読む。個人的にシリーズ一作目『精霊の守り人』より楽しんで読むことが出来ました。「文庫版あとがき」で著者が書くように、

精霊の守り人』は、子どもたちに人気がある一方で、『闇の守り人』は大人から支持されているようです。これは、多分、『闇の守り人』は、バルサという大人が、過去と向き合う物語だからなのでしょう。(P.378)

という理由によるものかもしれません。


精霊の守り人』が激画的すぎたからかもしれませんが、本作の方が、先の展開が読めないところもあって、それが読んでいて「次は?」というドライブ感をうんでいるのかなあ、と想います。


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