四大陸選手権


ここのところスケートネタが続いていますが、あと少し辛抱してください。。


今までの四大陸選手権は、世界選手権に出場できない選手がシーズン最後に出場する大会、という印象が強かったのですが、今年はアメリカ・カナダを初め、各国が世界選手権の代表選手を送り込んできていて、まるでプレ世界選手権の模様を呈しそうです。


対する日本は世界選手権の次点選手を送り出しているので、メダル獲得はちと厳しいかな。。。期待できるとすれば村主選手くらいなのですが、どうだろう? 現世界チャンピオンのマイズナー、5位のロシェットがいるので。まあ、良くすれば銀、銅辺りを狙える気もします。 個人的には、3月の世界選手権に向け、今シーズン序盤あまり調子の良くなかったマイズナーがどれくらい演技を仕上げてきているのか、その調整ぶりを見てみたい気がします。

フィギュアスケート:4大陸選手権 村主、新採点対策に腐心−−きょうから


フィギュアスケートの4大陸選手権が7日(日本時間8日)、米国・コロラドスプリングスで開幕。注目の女子では村主章枝(avex)が2年ぶり4度目の優勝を目指す。世界選手権(3月、東京)代表から漏れたため、これが今季最後の試合となる。


村主は前週の冬季アジア大会(中国・長春)で2位。ショートプログラム(SP)は首位だったが、フリーは中盤にジャンプ失敗を重ねた。得意のスピンやステップで得点を稼げず、新採点方式への対応に「非常に難しい。どういうふうにしたらいいか、よく考えていきたい」と悩んでいる。


4位に終わった昨年12月の全日本選手権冬季アジア大会とも、フリーは曲の終了に演技が追いつかなかった。


各要素のレベル認定を上げるための動作を盛り込み、さらに要素間のつなぎの部分にも技を詰め込んだプログラム。3−3回転連続ジャンプやビールマンスピンなど得点を稼げる技を持たないため、その分を細かい部分で補おうとしている。佐藤信夫コーチは「そういうところを一つ一つやっていくと、(途中でミスなどでタイムロスすると)音の寸法が足りなくなってしまう」と指摘する。


来季に向けて3−3回転連続ジャンプの練習に取り組む。佐藤コーチは「(完成まで)あとちょっと。トーループをルッツにつけたり、組み合わせもいろいろ」と明かす。早々と3月に来季用プログラム作りに着手することも考えている。ただし、最近はスピンの回転速度、スパイラルのスピードなどが乏しく、体力的な衰えも懸念される。


SPは8日(日本時間9日)、フリーは10日(同11日)に行われる。昨季世界選手権優勝のキミー・マイズナー(米国)、トリノ五輪5位のジョアニー・ロシェット(カナダ)、恩田美栄東海学園大職)、沢田亜紀(京都・京都外大西高)らが出場。26歳のベテランが新旧交代の流れを食い止められるか、正念場だ。


【来住哲司】(毎日新聞


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