NHK杯


NHK杯に関する記事を発見! NHK杯の出来ですが、まあ、真央ちゃんは、大丈夫でしょう。よほどのことがない限りは優勝できそうな気がするんだけどな。。スケートアメリカトリプルアクセルが決まらなくて、頭の中が「???」になったまま演技が続いてしまっただけで、本来の彼女の出来ではないだろうし。。。 負けず嫌いな彼女のことなので、同じような失敗は2度とはしないような気もするんだけど。いや、これから世界で戦っていくには、精神的にそれくらいタフになってもらわないと困る気もするので、NHK杯では緊張の中でも完璧に近い演技をしてくることを期待します。

舞姫3人、表彰台独占も フィギュアNHK杯30日開幕


フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦、NHK杯が30日から長野・ビッグハットで始まる。村主章枝(avex)、中野友加里早大)、浅田真央(愛知・中京大中京高)の3選手が出場する女子は、日本勢の表彰台独占の可能性が高い。男子は世界王者のステファン・ランビール(スイス)に織田信成高橋大輔(ともに関大)が挑む。上位6選手が進むGPファイナル(12月、ロシア・サンクトペテルブルク)の出場権争いも注目だ。


女子はトリノ五輪10位で成長株のエレーネ・ゲデワニシビリグルジア)、05年世界選手権3位のカロリナ・コストナー(イタリア)が欠場し、日本勢の独壇場だ。


優勝争いの軸になるのは浅田真。スケートアメリカは171.23で3位だったが、技術的には抜きんでている。今季まだ試合で決めていないトリプルアクセル(3回転半)の成否にかかる。村主は168.76点で2位に入ったスケートカナダの自由で跳んだ3回転ジャンプが3種類。得点を上乗せするにはジャンプの構成を上げる必要がある。中国杯の中野は細かなミスが出て得点が伸びず、151.27点の2位。ミスのない演技が、NHK杯連覇の鍵だ。


GPファイナルの女子の残る枠は2。昨季優勝の浅田真は現在11点で、連覇がかかるファイナルに自力で進むには優勝が条件。2位でも、日本勢最上位なら可能性が残るが、その場合は2試合の合計得点でマイズナーらを上回る必要があり、厳しい戦いだ。村主と中野は2位以上で確定する。


男子はスケートカナダ優勝のランビールが決して好調とはいえず、つけいるスキはある。231.39点でスケートアメリカを制した織田はその勢いをつなげたい。208.21点でスケートカナダ2位の高橋は、自由の完成度を高めることが必要。織田は4位以内、高橋は2位以内でファイナルが決まる。GP2戦目の小塚崇彦中京大中京高)はミスせず、食らいつきたい。


30日は渡辺心(のぞみ)、木戸章之組(新横浜プリンスク)が出場のアイスダンス規定、ペアSP、12月1日にアイスダンスOD、女子SP、ペア自由、2日に男子SP、アイスダンスと女子の自由、3日に男子自由がある。


◆◆◆GPファイナルへの道◆◆◆


GPシリーズでは各大会の順位に応じてポイントが与えられ、合計ポイントの上位6人がGPファイナルに進む。ポイントが並んだ場合は、(1)出場試合の最高順位(2)出場試合の合計得点(3)試合数が多い選手(4)出場試合の自由の合計得点などで最終順位が決まる。現在、女子は24点で3選手が並んでいるが、マイアーが(1)でマイズナー、(2)でロシェットを上回っており、NHK杯で日本選手2人に抜かれても、6位以内を確保出来るため、ファイナル出場権が確定している。


朝日新聞 2006年11月29日11時19分)