ドラマ:エンジン

caltec2005-06-07



月9のドラマ「エンジン」。キムタク主演、レーサー役ということで、「なんだかなあ」と見る前は思っていたけど、面白くて毎回観ている。


織田裕二主演の前々回の月9があまりに過去のトレンディードラマの焼き直し過ぎて、結構ゲンナリしていたのだけれど、今回の月9は○(マル)。6日の放送ではうかつにもウルウルと来てしまった。


さて、キムタクこと木村拓哉出演のドラマを観ていて、いつも思うことがひとつ。それは、キムタクはキムタクであるがゆえにドラマの中で輝いている、ということ。 役を演じるというより、この役をキムタクだったらどう感じる?という演技っぽい。素の彼に近い役を当て書きされているのか?と思うくらい自然体で演じていると思う。
変に作りこんでいない分、彼の正直な感情が表れていてそこに共感する部分は多いんだけれど、完全にテレビドラマ向きの演技だなあ、とも思ってしまう。きっと舞台だと成立しないんだろうなあ。


そして、一番不思議なのは、泣いても笑っても怒っても、何をしてもカッコよく見えてしまうこと。ここまで王道の二枚目路線を歩み切ってしまうと、今後、だんだんと老けていったときに演じる役ってあるんだろうか?と要らない心配までしてしまうくらい、彼の演じる役柄の幅(レパートリー)は、実は「狭い」んじゃないだろうか?とも思う。


まあ、今後の活躍の中心を「俳優として」いくのか、今のままのスター路線でいくのか、という立ち位置の問題だとは思うのだけれど。。。。。



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