グランプリシリーズ:アメリカ大会

caltec2011-10-23



日本期待の星、小塚選手が出場した男子シングルですが、出場者の顔ぶれをよくよく見ると、(ベストな演技を皆がすると仮定すると)なかなかに見ごたえのある面子がそろっているんですね。 小塚、ブレジナ、アモディオ、デン、等。


男子フリーの様子を見ましたが、シーズン始めということで、まだ皆本調子ではないようで、ちょっと物足りなさを感じました。順位については、今日の演技を見ると妥当な結果だと思います。


あとは小塚選手のフリーの曲が。。。 ナウシカ。。。 メッセージ性があるようでないような、結局何が言いたいのか(僕には)理解できない宮崎アニメの音楽を使ってしまった時点で、ちょっと彼のフリーを見るのが辛くなってきました。これはひとえに宮崎アニメ嫌いのcaltecの個人的嗜好の問題ですが。劇中で投げかけられた問題提起に対する答えがないまま、中途半端にエンディングを迎えるのが宮崎アニメである気がしていて、未消化感というか、はっきりしない感じに苛立ちを感じてしまうんですなあ、これが。 あ、フィギュアの話ではないので、この話はここまでとして。。。

フィギュア:小塚、転倒して3位 スケートアメリカ男子


オンタリオ(米カリフォルニア州)小坂大】


フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズの開幕戦、スケートアメリカ第2日は22日、男子のフリーなどがあり、ショートプログラム(SP)で2位の小塚崇彦トヨタ自動車)は4回転ジャンプなどで2度転倒して141.40点となり、合計212.09点で3位だった。


SP3位の村上大介陽進堂)もミスが目立ち122.65点と伸び悩み、合計193.32点で6位。SP首位のミハル・ブレジナチェコ)が合計216点で初優勝した。


女子SPで今井遥(東京・日本橋女学館高)は54.67点で4位につけた。トップは昨季のGPファイナル女王のアリサ・シズニー(米国)で64.20点。アイスダンスメリル・デービスチャーリー・ホワイト組(米国)が合計178.07点で優勝した。


◇ジャンプ失敗も表現力に手ごたえ…小塚 


演技を終えた小塚の表情はどこかすっきりしていた。「悔しいけど、それ以上に収穫はあった。次が見えてくる試合だった」。ジャンプで2度の失敗がありながら、小塚の言う収穫の部分が評価されて表彰台に乗った。


前日に続き、冒頭の4回転ジャンプに失敗した。尻を氷にたたきつける激しい転倒。続く3回転半ジャンプは着氷したが、連続ジャンプは普段は失敗しないという3回転ルッツで両手をつきながら転んだ。小塚は「もっと確実にしなければならない」と反省する。


一方で、表現力などを示す演技構成点は74.86点と全体のトップ。映画「風の谷のナウシカ」の壮大な曲に乗りながら「スケートが好きだ、日本が好きだという気持ち」を込めた。滑りながら「審判員と目が合った。ずっと見ていたら笑われた」と見るほどの余裕。とりわけステップは軽快で「海外の試合では初めて」の最高難度のレベル4がついた。


表彰台の中央に立てなかった物足りない内容に「応援してくださった方には申し訳ないけど、今回は自分のやりたいこと、やらなければならないことを優先させた」と小塚。今季のテーマは音楽を感じて滑ること。そこが評価に結びついたことが収穫であり、課題のジャンプも「(練習で)跳べていないわけではない」と気にしてはいない。しっかりと先を見据えている。【小坂大】


村上は前日に成功した序盤の4回転ジャンプで転倒。「ミスを引きずってしまった」と気持ちを立て直せなかった。3度予定していた連続ジャンプは1回にとどまり、多くのジャンプで回転不足も指摘されるなどミスが目立つ内容。SPを自己最高得点で3位につけたことで「自分にプレッシャーを与えてしまった。振り返っても覚えていないぐらいに緊張した」。目標にしていた表彰台を逃した悔しさでいっぱいだった。


GPシリーズ参戦2年目の今井はSPで4位。「ミスはあったが練習通りにできた」と振り返った。冒頭の3回転−2回転ジャンプは踏み切りのミスで減点され、ジャンプはいま一つだったが、表現力では演技構成点の5項目をすべて6点台でまとめた。8月に右足甲を疲労骨折して、ジャンプの練習は思ったようにできなかった。それだけに今回は「目標ではなく通過点。今できることはできたと思う」と穏やかな笑みを見せた。


毎日新聞 2011年10月23日 19時30分(最終更新 10月23日 19時36分)


女子シングルに関しては、エントリーした選手の顔ぶれ、そして今日のSPの出来を見ても、コストナー VS シズニーの一騎打ちであることが明らか。しかも、どちらかといえば似たタイプに属する選手なので、優勝するか否かは、試合における演技にかかってくると思います。今日のSPの演技と、地元開催ということで、どちらかというとシズニーが有利な気がしますが、明日のフリーの演技内容によっては、コストナーの逆転も十分可能だと思うので、上位2名のトップ争いを楽しみにしたいと思います。


3位以下はダンゴ状態なので、いい演技をした人が上位に来るのかな、という展開だと思います。なので、SPで4位だった今井センスは十分メダルを狙える位置にいるかと。。 特にSP3位のジャン選手は、体系変化にまだ対応できていないようなので、フリーではジャンプミスが結構出るはず。。。 今井選手が本来持っている実力を発揮すれば、表彰台も夢ではありません。


今日のSPの今井選手の演技を見て、「あれ、この子こんなに踊れる子だったっけ?」というのが、まず感じたこと。実に表情豊かなパフォーマンスをしていたと思います。キス&クライにコーチとしてダンジェンが同席していたので、ひょっとすると佐藤有香チームの元でトレーニングしている? のであれば、表現力は伸びてきているはずなので、当然の結果、なんでしょうか。



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