グランプリシリーズ:アメリカ大会
いよいよ始まりました、フィギュアスケートのグランプリシリーズ。
今年からまたいつものように北米大会からスタート。
BSで男子シングルの様子を見ましたが、SPの出来はブレジナ、ダイス(村上大介)が良かったです。特にブレジナについては、体のキレ、ジャンプ、全体的なパフォーマンス含め、すべての面で良かった気がします。
フィギュア:GPシリーズ第1戦SP…小塚2位、村上3位
グランプリ(GP)シリーズの今季第1戦は21日に開幕、第1日は男子のショートプログラム(SP)などがあった。男子SPは世界選手権2位の小塚崇彦(トヨタ自動車)が70.69点で2位につけた。村上大介(陽進堂)は自己ベストを更新する70.67点で3位。世界選手権4位のミハル・ブレジナ(チェコ)が79.08点でトップに立った。
アイスダンスのショートダンス(SD)は、世界選手権を制したメリル・デービス、チャーリー・ホワイト組(米国)が70.33点で首位になった。両種目ともフリーは22日に行う。
(毎日新聞 2011年10月22日 13時20分(最終更新 10月22日 18時08分))
日本注目の小塚選手ですが、、 あのSPのプログラム自体が難しい!ジャズを小粋な表現で、という表現力ステップアップのためのプログラム(おそらく佐藤有香振り付け?)だと思いますが、プログラム中、かなり意識して踊るコリオのため、ジャンプに集中できるプログラムではなく。。。 その中で敢えて4回転を入れるというのはかなりハードルが高い。
去年のチャンの圧倒的優勢の状況を見ると、小塚ならではのスケーティング力を活かした表現のレベルアップをはかることは必至だとは思いますが、今期、チャンレンジしてきたなあ、というのが今回のSPを観た感想です。
フランスのアモディオも独創的な振り付けで面白かったですが、体の線が全体的にもっさりしている、というか、まだ絞られていない印象を受けました。ジャンプがぜんぜん決まらなかったのも、そのせいではないかと。。。
まだまだシーズンが開幕したばかりなので、これからの各選手の調整具合次第だとは思います。
フィギュアスケート:小塚2位発進…SPで4回転ジャンプ初挑戦も転倒
◇フィギュアスケートGPシリーズ第1戦スケートアメリカ第1日(2011年10月21日 米カリフォルニア州オンタリオ)
GPシリーズが開幕し、男子ショートプログラム(SP)で昨季世界選手権銀メダリストの小塚崇彦(22=トヨタ自動車)は4回転ジャンプで転倒するなどミスが出て、70.69点の2位発進となった。GP3戦目で初の表彰台を狙う村上大介(20=陽進堂)が自己ベストを更新する70.67点で3位。世界選手権4位のミハル・ブレジナ(21=チェコ)が79.08点で首位に立った。
演技冒頭の4回転ジャンプ。今季からSPにも組み込む大技はやや回転が足りず、着氷で尻もちをついた。続くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)でも氷に手をつくミスが出た。トップのブレジナに8.39点後れを取る2位スタート。だが、小塚の表情に焦りの色はなかった。
「いつかはやらなきゃいけなかった。越えなければいけないところ」と大技の失敗を前向きに捉えた。4回転はこれまでフリーでは跳んでも、出遅れが許されないSPでは避けてきた。銀メダルを獲得した4月の世界選手権では優勝したチャン(カナダ)がSPとフリーで計3度も成功し、20点以上の大差を付けられた。頂点を狙うためには不可欠な要素と捉えている。逆転を狙うフリーへ「気持ちを切り替えてやる」と落ち着いていた。
(スポニチ 2011年10月23日)
フィギュアスケート:村上は4回転ジャンプ成功 自己ベスト大幅更新
◇フィギュアスケートGPシリーズ第1戦スケートアメリカ第1日男子SP(2011年10月21日 米カリフォルニア州オンタリオ)
村上は冒頭の4回転ジャンプに成功し、「目標を一つクリアしたのは大きい」と、自己ベストを3点以上塗り替えた演技に思わずガッツポーズが出た。
米カリフォルニア州で、バンクーバー冬季五輪王者のライサチェク(米国)も師事するキャロル・コーチに教わっている。3週間前のスロバキアでの大会を会心の演技で制したことで「自信を持って大会に来た。フリーでも4回転を跳ぶ。表彰台に乗りたい」と勇ましかった。
(スポニチ 2011年10月23日)