金GOLD 黄金の国ジパングとエル・ドラード展

caltec2008-08-29



上野にある国立科学博物館にて「黄金の国ジパングとエル・ドラード」展を見る。


金曜日の夕方(金曜日は夜8時まで開館)、夏休み最後の金曜日、ということで人が多いのかなあ、と思って会場に入ったが、結構人は少なく。。 ゆったりとした空間で展示内容を見られたのが良かった。


展示内容は大きく分けると2つのセクションによって構成されており、その1つ目は「黄金の国ジパング」展、そしてもう一つはとコロンビアの黄金文化を紹介する「エル・ドラード」展であった。


はっきり言ってしまうと「黄金の国ジパング」のセクションの方が数倍面白かった。


展示内容としては、金を暑かった芸術品を並べました、というものではなく、科学的な観点からの「金」の持つ金属としての特性の説明、日本文化と「金」とのかかわりあい方、現代の「金」の扱われ方、など、様々な側面から「金」というものにアプローチしていこうとする、国立科学博物館ならではの試みで、展示内容を見ているのがとても楽しく、あっという間に時間が経ってしまった。


特に、アルミニウム、銅、銀、金の同じ容量の塊を実際に見学者が手で持つことができるコーナーでは、金のあまりの重さにビックリし(金の重さはかなり思い)、また全部金で出来た移動茶屋の黄金振りにはただただ感嘆し、、、金の世界を十二分に堪能できた内容だった。


「エル・ドラード」展の方は、、、コメントを控えさせていただきます。


あと会場を訪れて一番ビックリしたのが、来館者の客層。小学生・中学生を子供に持つであろう30台後半〜40台の大人3〜4人組がとても多かったことだ。ひょっとしたら、学校の先生の集団の視察見学旅行の一向だったかもしれないけど。。。


企画力  :★★★☆☆
展示方法 :★★★★☆
作品充実度:★★☆☆☆
満足度  :★★★★☆