ドラマ：歌姫

キャスト的に惹かれたわけではなく、物語設定に惹かれたわけでもなく、たまたま早くに帰宅してテレビをつけたら放送が始まったので観た、というのが正直なところなのだが、2007年の現代から、昭和30年代の土佐清水に舞台設定が移っていくところや、昭和30年代の土佐清水の画面の色とか、演出に凝っているなあと思いついつい最後まで見てしまった。

喧嘩っ早くてお人よしの十太郎役の長瀬智也はその役に合っているし、十太郎を慕う鈴えを演じる、相武紗季もなかなかいいと思う（彼女、毎クールドラマ出演してる？）。斉藤由貴、佐藤隆太、高田純次、風吹ジュンなど、脇を固める役者もなかなかに曲者揃なので、十太郎にどうやって絡んでくるか、これからの展開が楽しみなドラマだと思う。

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