ベルリン

caltec2006-09-26



【 行程 】
ホテル →(Sバーン)(Uバーン)→ コンツェルトハウス →(Uバーン)(Sバーン)→ ホテル


コンサート

音楽の本場、ベルリンに来たからにはクラシック音楽を聴かねば、ということで、コンツェルトハウスでDeuth Junge Philharmonieのコンサートを聴く。お目当てはイッサリース(チェロ)のシューマンのチェロコンチェルト。


Jungeというだけあって、オケのメンバーはかなり若く、ひょっとしたら、内容の方は。。。とチケットを買う時点で思っていたのだが、その予想は見事的中してしまった。まず1曲目の現代音楽が。。。正直聴けたものではなかった。現代音楽が音の調和の美しさを目指しているわけではないため、かえって各楽器が奏でる音色やその表現能力を如実にからしめてしまうと思うのだが、このオケの現代音楽は聴いていられなかったです。特にトランペットとホルンの金管楽器


2曲目のお目当てのシューマンは、ガット弦のイッサリースのチェロの音と、元気一杯に音を鳴らすオケのバランスが悪く、どうなることか?と思って聴いていたが、音楽に入り込んで陶酔してチェロを弾くイッサリースに引っ張られて、演奏が進むにつれソロとオケが一体感を持ち始めてくるのが分かった。特に第三楽章は程よいバランスで、聴いていて心地良かった。オケのメンバーも楽しそうに各楽器を弾いており、オケがイッサリースとの競演を楽しみながら演奏しているのが客席にも伝わってきた。


ここで休憩となり、休憩後はR.シュトラウスのある英雄の生涯の演奏だったが、お目当てのイッサリーズが終わったのと、オケだけの演奏に果たして耐えられるか(途中で席を立ちかねない気がした)不安だったこともあり、足早に会場を後にしてしまった。まあ、7.5ユーロ(1100円くらい)だし、いいか。。。