ベルリン

caltec2006-09-23



今日はMuseum見学の日。でも、美術館のMuseumではなく、博物館のMuseumがメインで、ちょっと理系人間っぽくなる感じの一日を送る予定。まあベルリン訪問のメインではないが、折角クーポンがあるのだから、安く見るため、訪れよう、というのが本音。貧乏性丸出しのcaltecであった。。。


【 行程 】
ホテル →(Uバーン)→ 科学博物館


Uバーンで迷う

本日訪問予定の科学博物館が9:00オープンのため、いつもより早くホテルを出て、Uバーンの駅に向かう。U1直通で8駅で博物館に着くはずだったのだが、地下鉄の工事のために、えらいことになった。
U1の始発であるUhlandStr.駅からWittenberg-Platz駅に着くと、大半の乗客が地下鉄を降りる。そして、ドアが閉まると、列車は今まで来た方向に逆戻りし始めるではないか!実はこの先は、U12の工事のため、UhlandStr.駅〜Wittenberg-Platz駅は折り返し運転になっていたのだが、ドイツ語が良くわからない僕には、全然わからず・・・。馬鹿みたいだがまたUhlandStr.駅に戻り、再びWittenberg-Platz駅までやってきて、列車を降りる。


改札の職員に目的地を聞くと、U12に乗ればGleisdreick駅に行けること。そしてU2もGleisdreick駅からしかないことを知る。うーん、ちゃんと書いてくれればいいのに。。。


まあ、すったもんだあったが、目的地の博物館に着くと、当初予定よりも1時間近くも遅れていた。30分のところを1時間30分もかかって到着したのか。。。トホホ。。。 まあ、これも旅ならではの醍醐味だけど。思うに毎回鉄道ではトラブルにあっている気がする。


科学博物館

この博物館は鉄道、船舶、飛行機が3大テーマ。特に鉄道は昔の駅舎を利用したことを最大限に活用し、「これでもか!」というくらいに年代毎にたくさんの機関車を陳列していた。展示方法もいろいろと工夫されており、実際に触ったり、動く原理を教えていたりして、自然と科学や工学を学ぶことが出来るようになっている。


この博物館を見て感じたのは、ドイツ人の凝り性で徹底的なところ。何をそこまで。。。と思うくらいの蒐集ぶりで「ほどほど」ということを知らないのではないか?と疑うほどだ。


鉄道や船舶模型を展示してある本館とは別にある別館のスペクトラムでは、視覚・聴覚・触覚などを展示品に触れて実感できるつくりになっていて「科学実験コーナー」的な感じだった。昔学校に来ていた「科学と学習」の付録みたいな、手軽に科学に触れられる、そんな楽しさに溢れている。電気・磁気・天体・視覚のマジックなど、いろいろ体験できて楽しい時間を過ごすことが出来た。僕が訪れたときは、学生(小学生〜中学生くらい?)の団体が多く訪れていたが、それを納得させる作りである。


当初の予定ではこの博物館を2時間くらいで切り上げ、11時頃には出るつもりだったが、入館が遅れたのと、展示内容のあまりの充実振りに滞在時間が長くなってしまい、気づくと13:00を過ぎていた。お腹も空いてきたので、博物館に併設されていたカフェでランチを取る。今日、初めてドイツ料理を食べる。といっても、ソーセージとポテトサラダだが。。 作り置きされているせいか、あまりおいしくなかった。(この後、他のMuseumのカフェでもランチをとったが、高い割においしくなかった。物価の安いベルリンでは、普通のレストランでランチを取ったほうが安くておいしいものを食べられる。)


@ベルリン