トニー賞
数日前の記事ですが、こんな記事を発見。
受賞は逃したものの、あのトニー賞(舞台版アカデミー賞と言っても過言ではない?)にノミネートされるだけでもスゴイことだ。
宮本さんの「太平洋序曲」、受賞を逸する トニー賞
(2005年06月06日11時39分 朝日新聞)
米国演劇界最高の栄誉である第59回トニー賞の授賞式が5日夜、ニューヨークのラジオ・シティー・ミュージック・ホールで開かれ、日本人演出家として初めてブロードウェーにデビューした宮本亜門さんが手掛け、ミュージカルのリバイバル作品賞にノミネートされていた「太平洋序曲」は賞を逸した。同じく候補だった松井るみさん(ミュージカル装置デザイン賞)、コシノジュンコさん(同衣装デザイン賞)も受賞はならなかった。「太平洋序曲」は黒船来航に揺れる幕末の日本を描いた作品で、ブロードウェーの劇場「スタジオ54」で昨年11月にプレビューが始まり、今年1月末まで期間限定で上演された。
宮本亜門さんは「結果にがっかりも驚きもしていません。ブロードウェーでいいスタートが切れたと思っています。授賞式で候補作が並んでいるのを見て、改めて自分の作品は異色だと感じた。いかにもブロードウェー的なミュージカルとは違うものを作っていくのが自分の仕事と思うので、これからも続けていく。次の幕が上がるぞ、という気持ちです」と話した。
ミュージカル作品賞は「モンティ・パイソンのスパマロット」、同リバイバル作品は「ラ・カージュ・オ・フォール」に決まった。
演劇の作品賞はカトリックの神父の少年への性的虐待に対する疑惑をめぐるドラマ「ダウト」に、リバイバル作品賞は「グレンギャリー・グレン・ロス」に決まった。