台北

caltec2009-01-02



台湾旅行3日目。日本にいないせいか、お正月という雰囲気が全くしません。ちょっと寂しい気もしたりします。今日はとっても寒かったです!!! 日本と気温変わらん。。。


【 本日の行程 】


ホテル →→ 中華工芸館 →→ 中正記念堂 →永康街→ 飛機館 →→ 行古行 →→ Taipei Eye →→ ホテル


中華工芸館


政府出資の財団法人が経営しているためか、昨年までは扱っている品は確かなものが並んでいるが、展示方法が垢抜けなく「もったいないなあ」と思っていたのだが、今日訪れてみてビックリ。一階と二階は内装がリニューアルされ、小洒落た商品を扱うようになり、洗練されたショップになっていた。いや、内装が違うだけで同じ商品が置かれていたとしても購買意欲が全然違うからなあ、、、 日本の女性観光客が気軽に立ち寄り、そしてお土産を買えるような店構えに変貌を遂げた反面、以前は充実していた陶器や細かな細工の木彫りなどの伝統工芸品の品数が激減していて(簡単に言うと、高額の商品がなくなっていた)、美術館に訪れるような感覚でお店を訪れていたCaltecにとっては、少しガッカリな感じだった。前回訪問した際に目をつけていた陶器も、当然扱いがなくなっていたようで、ちょっと悲しかったです。


ちょっと安心したのは、地下一階と三階が以前のままの中華工芸館で、質は良くとも陳列が、、という感じだったこと。結構時間をかけて、山のように詰まれた商品の中からお宝を探すような感覚で、お目当てのお土産探しに没頭しました。まあ、雑然と積まれた商品をひっくり返していても、近寄ってこず、爪切りに勤しむ店員さんの方が、こっちは返って気が楽だったので、気が済むまでお宝探しに没頭しました。結果としては、かなり良質のアンティークの商品を見つけることができたのでGoodでした。次回台北を訪れるときも、どうか地下一階と三階は昔のままでありますように。。。


永康街


中華工芸館とは反対に、かつての勢いを無くしかけているように感じたのが永康街。まあ1月2日に訪れたので、お店の多くが閉まっていた、ということもあるのかもしれないが、かつて雑貨屋さんだったお店がカフェになっていたり、骨董屋がすごく増えていたり。。。ということで、ちょっと高級&通路線に変更か?という印象を受けた。いつも通っていた○○も店舗が縮小されていたし。。。台北101ができたせいか、ヒトの流れは東部の新市街へと移動しつつあるのかなあ、とちょっと寂しい感じがしました。


Taipei Eye<880元>


本日のラストはTaipei Eye。簡単に言うと、雑技団と京劇をミックスした演目を提供している劇場で、前半は中国雑技を披露し、休憩を挟んだ後半は、活劇中心の(見て楽しめる)京劇を上演するというもの。


去年の中国出張で上海雑技団の技の奥の深さに触れ、すっかりその魅力にハマってしまったCaltecですが、Taipei Eyeの雑技の内容も上海で見たのもの基本は同じでした。演目は、台湾風情画、歩歩高昇、旋転乾坤。ただ、上海馬戯城のようにエンターテイメントに徹しているのか?雲峰劇院のようにその技を極め、職人芸を見せているのか?と聞かれると、どちらもNoではありますが、ストーリー仕立てにしたり、技の見せ方を工夫するなど、見る人を飽きさせない構成で好感が持てました。十分に堪能させてもらいました。


後半の京劇「八仙過海」は、歌と踊りがメインというよりは、アクロバティックな演目で、雑技・殺陣をメインに据え、歌・舞踊がついてくるといった、言葉がわからなくても内容を理解できるものでした。鯛の女神が神々と戦う場面の殺陣はすごかったです。こちらも十分堪能させていただきました。


ただ気になったのは会場が寒すぎること! 今日は特に台北は冷えていたのですが、会場内の寒さも半端じゃなかった。「温暖な気候のため、台北には暖房設備がないところが多い」とは聞いていましたが、このTaipei Eyeに限らず、暖房が効いていない場所が結構ありました。 台北を訪れる場合は、冬は日本の冬とあまり変わらない格好をしてくる必要があります! 台南とか高雄とかを訪れるのであれば、薄着でも大丈夫ですが・・・



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