ベルリン

caltec2006-09-21



【 行程 】

ユダヤ博物館 →→(お昼)→→ ドイツ・グッゲンハイム美術館→ ベルリン大聖堂 →ブランデンブルク門


ユダヤ博物館を出ると、ちょうどお昼。ユダヤ博物館近くのイタリア料理店へ入る。テラス席は地元の人で賑わっていて、席が空いていなかったので、店内に入ると人がほとんどいなかった。ベルリン滞在中ほとんどそうだったのだが、皆、通りに面したテラス席に陣取る。 冬は寒くて店内にいるしかないので、夏の間は戸外で太陽の光を浴びながら食事をする、ってのがベルリンスタイルなのだろうか?パスタが2.5ユーロ。コーラが1.5ユーロ。結構料金が安めのお店。味の方は、まあ、値段相当で可もなく不可もなくというかんじ。

ドイツ・グッゲンハイム美術館

お腹が膨れてきて、少し眠くなってきた。が、ここでマッタリしてはまずい!と思い、グッゲンハイム美術館へと向かう。グッゲンハイム美術館はソロモン財団とドイツ銀行が共同運営する美術館で、ドイツ銀行の建物の一角にある。企業メセナの一環なのかなあ。


入り口を入ったが、入場料を求めてこない。。。あれ? と思って館員の人に聞いてみると、今日は月曜日で無料開館日だそう。現代美術専門の美術館で、普通の美術館の2部屋くらいのこじんまりとしたスペースに企画展を展示しているという趣旨の美術館。気取らずに気軽にアートを楽しむというコンセプトで建てられた感じ。


今回展示されていたのは、中国人のCai Guo-Qiangの作品。天井から吊るされた等身大のWolfの大群がある一点へ向かって弧を描いて突進している。そして、向かった先ではWolfは壁に激突し、地面に崩れていく。。 そんな光景が展示室全てのスペースを使い展示されている。


やはり現代アートを飾るには真っ白で大きな展示室は必須だなあ、という思いを強くした。


美術館を後にして、通りを博物館島の方へと向かう。この一角は旧東ベルリンの目抜き通り。国立図書館、シュタッツオーパー、など、公共的な建物が立ち並ぶ一角で、通りも広いし、建物のスケールも大きいし、歩いていて気持ちが良かった。国立図書館の前には、大きな本のオブジェが建てられていたり、コンサートホールの前の広場には大きな音符のオブジェ(♪)が建てられていたり。。。 結構茶目っ気たっぷりの空間だった。


ベルリン大聖堂
博物館島へつくと目の前に大きく聳え立つのは、ベルリン大聖堂。ドイツなのでバロック様式なのかなあと思いきや、目の前に建っているのは、ルネサンス様式の大きな教会だった。中に入ると広い空間が気持ちいい。他のベルリンの歴史的建造物と同様、このベルリン大聖堂も戦争の被害を受けており、今目の前で見ているベルリンドームの多くの部分は再建されたそう。そのせいか、建物自体の味わいというものはあまりなかった。教会という点では、去年行ったベルギーの方が趣があるものが多かった気がする。
教会=街の中で高い建物。ということで、また懲りもせず、狭い階段をテクテク登り、天井ドーム脇の回廊へ行った。高い場所から見下ろすベルリンの街は、旧西側と旧東側で全然建物の屋根の色が違い、見ていて面白かった。


ベルリン大聖堂を出ると、目の前には「博物館島」の名前の由来でもある、ベルリンの博物館群が並んでいる。博物館見学は後日の予定なので、今来た道を引き返し、統一ドイツの象徴、ブランデンブルク門まで散歩がてら歩くことにする。


ブランデンブルク門
有名なブランデンブルク門についた。が、だから何? というか、感動はあまりなく。。。 「へえ」という一言で片付けられてしまう程度のものだった。ちょうど門を挟んだ反対側でベルリンにいるインド人の集会(イベント?)が行われていて、ステージ上でラップをしているインド人と彼に熱狂して叫ぶインド人。そして周りを囲む警官。。 なんかブランデンブルク門で観光しまーす気分にはなれなかったのも、あまり感動できなかった要因のひとつかもしれない。


ブランデンブルク門の近くにあるスターバックスでお茶でもしよう、と入ったら、日本では見たことがないベアリスタを発見! しかもカエルとヒョウがいる! 迷わず即効ベアリスタを購入。聞けば、サルのベアリスタもいるとな(残念ながら、この見せでは売れ切れたらしい)! 前回の台湾旅行に引き続き、今回も日本未入荷ベアリスタをゲット!!!(何しに海外に来てるんだろう。。。)


@ベルリン