ベルリン

caltec2006-09-20



ベルリンの滞在3日目。今日は月曜日なので、美術館や博物館の多くが休みの日。今日開館している美術館が市の中央に比較的固まっているので、今日はこの地域を中心に散策する予定。とりあえず、CheckPoint Charlie と ユダヤ博物館という、ちょっとヘビーな場所へ訪れる予定にした。


【 行程 】
ホテル →(Uバーン)→ Checkpoint Charlie →→ Museum Haus am Checkpoint Charlie →ユダヤ博物館


Checkpoint Charlie へ
Uバーン(地下鉄)Kochstr.を出るとすぐにCheckpoint Charlie。今見ると、何のことはない通りなのだが、東西冷戦時には、ここにベルリンの壁があり、西ベルリンから東ベルリンへの国境検問所(Checkpoint)だったところが、このCheckpoint Charlieだ。道の真ん中に当時のチェックポイントの跡が残っていて、すぐ前に制服を来た兵隊?が星条旗を持って立っている。観光客がCheckpointの写真を撮るときは脇に退くんだけど、お金を払うと一緒に写真を取ってくれるみたい。


この近辺に来ると人だかりが出来ているエリアがあるので、それがCheckpoint Charlieであるという印。個人的には「まあ、そういう歴史的な場所なんだな」という認識程度で終わる場所、という印象。 今は十字路前の通りの真ん中にプレハブ小屋がポツンと建っているだけだからなあ。。。 当時は物々しかったんだろうけど。 それだけ今が平和になったということなんだろう。

Museum Haus am Checkpoint Charlie

このCheckpoint Charlieのすぐ近くに建つのがMuseum Haus am Checkpoint Charlie(ガイドブックだと「ベルリンの壁博物館」と書いてある。正確にはチェックポイントチャーリーの家博物館?)。この一角に建つ建物を繋ぎ合わせて1つの博物館になっているみたいで、外から見ると狭そうなのに、中は意外と広かった。


展示内容はベルリン封鎖当時の当時の映像や、実際に壁を超えて西ベルリンに逃げてきた人々の逸話。そして夢破れて壁を越えられなかった人の話など。実際に人が隠れたスーツケースや、気球が展示してあったり、(ベルリンの壁での)ロストロポーヴィチのチェロ演奏の当時映像が流れたりと、理解しやすいように展示されていて、いろいろ考えさせられた。
一角に東ベルリンから西ベルリンへの移動を申請した人、実際に移動できた人、処刑された人の人数が年代を追って展示されていたが、それなりに西ベルリンへの国境越えが許された人がいたのだなあ、というのは驚きだった(イメージとしては、ほとんどの人が国境を越えることはできないと思っていたので)。


ただ、この博物館の職員は驚くほど愛想がないです。ベルリン=旅物語で語られていたように、そっけないのがベルリンっ子気質なんだろうけど。。。


今日、初めて旧東ベルリン地域を訪れたのだが、信号機がアぺルマン!実際に使われているのか。


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